木暮正夫先生2007/01/11 09:54

今朝、Oさんから届いた悲しいニュース。

児童文学者の木暮正夫先生が亡くなった。

昨年5月の森林のまち童話大賞のときも、6月の童話講習会のときも、先生は体調不良で欠席されていた。

残念ながら、直接お目にかかる機会はなかった。だが、手元に、一枚の葉書がある。

「木暮正夫賞」を与えていただいたことへの感謝の気持ちをつづった手紙に対し、闘病の中、わざわざ葉書を下さった。

温かいお人柄のにじみ出る文面だった。わたしの宝物でもある。

また、童話を書く人たちにも、たくさんのエールを残してくださった。人を育てよう・・という方だったと思う。

相変わらずのおっちょこちょいで、たいした文章はかけないが、木暮先生にいただいた言葉を励みに、少しずつ書き続けたいと思う。

先生、どうぞ、安らかにお眠りください。

*木暮正夫先生。プロフイール
1939年群馬県に生まれる。日本児童文学者協会理事長。『また七ぎつね自転車にのる』で赤い鳥文学賞、『街かどの夏休み』で日本児童文学者協会賞を受賞。主な作品に『おおきなタブノキ』(教育画劇)『あっぱれ!わかとの天福丸』(金の星社)『二ちょうめのおばけやしき』(岩崎書店)『キツネとタヌキの大研究』(PHP研究所)など多数。