お母様え&研修会2007/02/05 20:33


朝起きると、足元にがさりと1冊のノート。

「お母様え お願い」と書いてある。例によって娘からの、「朝起こして!」のお手紙だ。

「母上様」でなく、変化球を使ってきた。「お母様」とはなんとも心地良い響きではないか。「お母様へ」でなく「お母様え」と書いたところが、ちょっぴりまぬけでおかしい。

お望みどおり、布団をひっぺがし、娘を学校に送りだした後、一日がかりの研修会で仙台へ。

文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課学校評価室 室長の、岸本哲也氏の講演を聞く。

(室長さんの肩書きの長さに、まず驚く)

若くテンポの速いお話しに、こちらも古びた脳に鞭打って追いつくのに必死である。

学校評価、改正教育基本法を受けても今後の対応、いじめ問題、予算案の一部概況について等、盛りだくさんの内容。

教育再生会議の報告にも、「社会総がかりで」や「全力を挙げて」という、力のこもった文字が使われている。

教育に寄せる社会の期待が、今までになく高まっていることも感じる。

一方、現場の先生方の涙ぐましい努力と多忙振りも感じる。

バランスをとりながら、社会全体で教育を支えられたら、そんなことを考えながら、帰宅した。

娘も帰宅していた。もう「お母様」とは,呼んでくれなかった・・。

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