バナナブレッド2007/05/08 21:48

いい具合に熟したバナナがあったので、バナナブレッドを焼いた。

息子がかつてホームステイした先のホストマムは、大変な料理上手。お土産に持たされたバナナブレッドがすばらしく美味しかったので、メールでレシピを教えてもらった。それ以来、我が家でも良く作るようになった。

アメリカンスタイルで、計量はとても簡単。

まず、熟したバナナ4本をフオークでつぶす。

バター(有塩)200g、砂糖1カップ半、卵4個、小麦粉2カップ、重曹とベーキングパウダーを各小さじ1杯、バニラエッセンス適量

これらを混ぜ合わせ、パウンドケーキ型2本分に分け、170度で1時間焼くだけ。

晩御飯のおかずがしょんぼりでも、デザートがあるだけで満足度はぐっとアップ!

今日も、お手軽ケーキに助けてもらいました!

竹の子の日2007/05/09 20:35

我が家の裏山は、ただ今竹の子のまっ盛り。

食べきれないほど出てくるので、つい、おかるの口が滑った。

「竹の子の瓶詰め、作ってみ見ましょうかね・・」

「んだが!」

じっちゃんが、さっそく山からどっさり竹の子を掘ってきた。

汗を流しながら、納屋の釜戸で火を焚き、大鍋にぐらぐら湯を沸かす。そこへ、竹の子を投げ込んで、煮始めた。

「どうすっぺ・・」おかるは、ひるむ。

「言いだしっぺは責任取れよ」と、そうべえは鼻で笑う。

昼寝もしないで竹の子の皮向きに精を出すじっちゃん・・。

おかるは、急いで瓶を買いに町へ走り、『保存食大全」なる本に首っ引きで瓶詰めを作る。

瓶を20分煮沸消毒し、煮あがった竹の子をつめ、食塩を加えた沸騰湯を注ぎ、さらに瓶ごと煮沸すること30分。

納屋に走って釜戸に薪をくべ、台所に戻って煮沸消毒と、行ったり来たりの忙しいこと、熱いこと・・。

なんとか、瓶詰めが出来上がった。その数、9本。

「ほうほう、1ヶ月に1本食べても、来年まで十分だな」

家族の賞賛の目を集めて、竹の子の瓶詰めは輝いていた!

田植えは五感で!2007/05/10 20:32

わが市では、2校の小学校が、東京の小学校と稲作交流をしている。

春に合同の田植え。秋には稲刈りを行う。東京から子供たちがバスに乗ってやってくるのだ。

それぞれの地域で、東京の子供たちがホームステイも行う。

こちらの子供たちは、修学旅行で東京の小学校を訪れ、区民の方たちのもてなしを受ける。

春の第1陣がやってきた。

今日は子供たちの、「あぶくま農学校」入校式。農学校の校長先生は市長さん。副校長は、教育長さんである。

本日所要で欠席の教育長さんに代わり、急遽挨拶をすることになった。

子供たちへのメッセージは、『五感で田植え』だ。

「耳を澄ましてください。かえるの鳴き声、水の音、ひばりのさえずり・・何がきこえますか?

目を凝らしてください。田んぼの中に、いくつ命が見えますか?

鼻でかいでください。田んぼの匂い、風の匂いはどんな匂いでしょう。

手でさわってください。泥の感触。水の温度。苗の手触りを確かめて!

口で味わってください。角田の美味しいお米の味を。

五感をフルに働かせて、今日の田植えをしっかり心に刻んでくださいね。」

子供たちの心に、たくさんの発見がありますように!

のこすことば2007/05/11 20:33

「のこすことば」の本が届いた。

840余通から、佳作に選んでいただいたのは、光栄です。

きれいな装丁の立派な本になって、うれしいです!

家出娘のご帰還2007/05/12 20:49

朝6時、電話がなる。お隣の、おしげさんからだ。

「お宅の牛が、うちの庭にいるんだでば!大変なんです!」

おしげさんが、「ですます調」を使うときは、怒り心頭のときである。これは緊急事態、まさに大変なんです!

おしげさんのところへ菓子折りもって行かねばな,とおかるは気もそぞろ。そうべえとあわてて外へ飛び出すと,おしげさんの家から、ぬらりと大きな牛が1頭現れた。

「うちのじゃないな・・」

我が家の牛の仕業ではないと知って、とたんにそうべえは、余裕の表情。

「八っあんに、電話してみ」

そうべえにうながされ、おかるは八っあんに電話を入れる。八っあんの家は、すぐ上の高台にあって、2頭だけ子取りの牛を飼っている。その1頭がめずらしく、遊びに降りてきたようだ。

「ほんとだ!逃げてるべや~!」八っあんの家はたちまち大騒ぎだ。

その間、そうべえは逃げた牛の鼻環をとらえ、八っあんの家に向かってゆうゆうと坂道を登り始めた。

「いやいや、どうもどうも・・」

八っあんの家族が、総出で逃亡牛を迎えに出てきた。

そうべえは、無事牛を八っあんに引き渡すと、おしげさんに電話した。

「八っあんとこの牛だったい。ちゃんとうちさ帰ったから」

家出娘は、無事ご帰還となった。めでたし~めでたし~!

真心の対価2007/05/13 20:12

このところ、竹の子が続々伸びて、竹の子の行き先に苦労する。

瓶詰めも十分。近所や親戚にも配った。

「直売所ができたら、売ってやったらいいべね」

近々できるという直売所のことが、ふと、おかるの頭をかすめた。

「はて?そうかな?ちょっと考えてみなされ」

そうべえは、禅問答をしかけるような眼差しで、おかるに向き合う。

「直売所を始めると、農家の人の顔つきは険しくなるという」

「売れるものを必死でかき集めるものね」

「この竹の子を直売所で1本100円、200円で売ってしまう。それとも、ご近所にさしあげて喜んでもらう。さて、どちらが良いだろうか?」

目の前には、近所のきえいさんが、竹の子のお礼にと持ってきたビールの箱がど~んと置いてある。

「この場合は、近所に上げたほうが良いわね」

「気持ちを配るのと同じだからな。これぞ、真心の対価である」

そうべえの顔には、さっそくありがたい「真心の対価」を晩酌に飲む腹積もり・・・と書いてあった。

キャラ弁大集合!2007/05/14 20:43

娘のソフトボールの練習試合にむけ、差し入れに用に作った。

おなじみのアンパンマンキャラに、QUUのキャラを2体加えた。

女の子のキャラは、誰だか分かってもらえるかな?

一応、ちび○子ちゃんです!