わたしのせいじゃない?2007/09/04 21:04

午前中、地元の中学校へゲストテイチャーの一人として招かれた。

道徳の時間に参加した。まず、1年生は、「核シェルターに誰を避難させるか?」。

危機的状態の中、10人の目の前にある核シェルターでは、6人が3ヶ月しか生き延びることができない。

物理学者や心理学者、妊娠中の女性やお笑いタレントなど、多彩な顔ぶれから、生き残るべき6人が選択されていく。(47歳以上のメンバーは、未来がないから、と切り捨てられていくのも、身につまされる!?)

「でもね、6人を選べとは・・・・、どこにも書いていないよね?」と投げかけると、は!っと表情が変わる子ども達。

たとえ、生き延びる期間が短くなっても、10人全員を残すべき・・という意見もあらわれはじめる。

「命」について考えさせる授業だった。

2年生は、絵本「わたしのせいじゃない?」を使って、無関心や責任転嫁がいじめや、ひいては大きな社会問題まで生み出すことを考えさせる授業だった。

中学生の心に添いながら、一生懸命考えさせられました。

コメント

_ ナツ ― 2007/09/05 01:15

どじょう様、おじゃまさせていただきました!
童話のことだけでなく、農業のお話も興味深い、
あたたかいサイトですね(*^_^*)

私は、童話の中では「田んぼ姫」が特に好きです☆
親の仕事を待つ間の子どもの気持ちと行動が
とてもかわいく描かれていたと思います。

今日は、深い授業に参加されたのですね。
答えがでなくても、まずは考えることが大事なんでしょうね。

_ どじょう ― 2007/09/06 09:30

>ナツ様 コメントうれしゅございます!

田んぼ姫・・気に入っていただけるなんて、感激です!
どじょうの、ありのままの生活です。

考える・・本当に、大事だと思いました。何のかんのと言われていますが、道徳の授業も、「考える」機械として、大きな意味がありますね。

_ がまりん ― 2007/09/06 13:53

あれれ、はじかれた!
どじょうさんちのブログもたまにはこんなことがあるのね。
講師のお仕事、ご苦労様でした。
どじょうさん、小さな体で(いつ見た?)ものすごーい、バイタリティー。
ここに来ると、「きばいやんせ」と言ってもらったみたいで元気になります。
隊長、体調に気をつけて!

_ どじょう ― 2007/09/06 21:38

>がまさん、いえいえ、講師ではなくその他大勢の「地域の先生」です。
「小さな体」?・・・え~っと、藤原紀香バデイですっ(うそうそ!)

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