複雑系2007/09/08 23:11

そうべえの、三重土産。名物「ふなずし」をいただく。

冷凍の状態でパックからだし、そうべえ自ら、包丁で薄く切る。

切るそばから、ぷ~んと、なにやら匂うぞ匂う!う・・何か、強烈なことが起こりそうな予感。

「まず、食べてみ・・」そうべえの、目が妖しく光る。

おかる、薄い切片を一枚を箸で取る。魚の切り身が白くなめらかな衣をまとっている。興味津々口に入れる。

「んぎゃ?!」と、おかる百面相。

なんと言えばいいのだろう。酸っぱくてしょっぱくて、魚の干物の味がして、ねっとりにかちかちに、鼻に抜ける乳酸発酵のにおい・・。

「こんなの初めてだ~!東京農大の小泉武夫先生を思い出すよ~!」

小泉教授は、発酵学の権威である。世界中の驚き発酵食品を胃袋に納めてきた食の巨人でもある。

グルメレポーターの彦麻呂風に言えばこうなるかな?

「味の複雑系や~!」