それでも私はやっていない2008/03/10 21:06

息子が帰ってきた。

皆でお土産のお餅をいただく。

「おいしい!」と喜ぶ娘の目が、きらりと光る!

「一人1個のはずなのに、だれか2個食ったべ?」

互いが顔をのぞきこむ。

「じっちゃん、何個食った?あんちゃんは?おっかあは?」

娘の、鋭い尋問が始まる。

「いや、おれではない・・」「いや、おらではないよ・・」

被告は次々と無実を主張。

いよいよ、そうべえの番。

「おれは食ってない。おかるが、自分で食ったのも忘れてんだべ」

うそを突き通せないのが、そうべえ。目が笑っている。

みんなにばればれである。だが、そうべえもあきらめずに言い張る。

「それでも私はやっていない!」