鉄の女たち・・?2008/10/01 23:24

そうべえひとりを、田んぼにほったらかしで、朝から大忙し。

午前中、市政50周年行事に出席。市が始まったのは昭和33年10月1日。おかるの人生の歩みとシンクロ状態。、感慨深し。

取って返して、市内の小学校で、来春小学校へ入学するお母さんお父さん達へ、講演。

皆さん食いつきがよく、のりに乗って楽しい1時間を過ごした。

夜、姉妹都市のフリーンフイルド市からの皆さんとパーテイー。

女性教育長のリンダさんと、わが市唯一の女性議員A先生が「決して男の前で涙は見せんわよ!Never Cry!ファイト~!!」と気炎を上げていらっしゃる・・。

他力本願が身上のおかる・・。

鉄の女に挟まれて、小さくなっておりました。

見つめ合う二人2008/10/02 21:16

今日もさわやかな空気の中、ひとめぼれを刈りいれ。

そうべえがタンクにモミを入れている間、おかるは軽トラの助手席で待機。

稲刈り機のエンジン音が、田んぼの地面を揺らすほど大きいので、必然、眼と眼の会話になる。

・-・「タンクいっぱい、よろしく頼む!」

・~・ 「あいよ!」

退屈しのぎに、カメラを向けたら、そうべえ大笑い。

^0^ 「なにしとんじゃい、物好きなやつだな」

^v^ 「えへへ~い!」

稲刈りの合間に、遊んでしまいました。

児童文芸家協会創作コンクール2008/10/03 20:01

児童文芸家協会創作コンクール、中学年部門で、優秀賞をいただきました。まさに、奇跡のような受賞です。

でも、肝心の児童文芸が、いまだ手元に届かず・・。(どんだけ、陸の孤島なんでしょうか!ここは!!)

お祝いに駆けつけてくださった皆様、本当にありがとうございます。

まだ状況が良く飲み込めていないどじょうですが、心より、皆様に感謝申し上げます。

受賞作は、なかなか創作に向き合うことの出来ない、苦しい時期に必死で書いたもの・・・。

泣き言を言っていたどじょうに、平手打ちをしてくれた、「不思議の森の転校生」の大杉先生。

児童文芸家協会の懇親会の席で、「今度はあなたが応募するのよ」と背中を押してくださり、常に励ましてくださったとんぼ先生。

「あなたにしか書けない牛の世界をかきなさい」と教えてくださったお萩先生。

「青鬼童話の会」でご指導くださり、「邂逅」という言葉を教えてくださった漆原先生。

そして、中篇の創作を勉強させていただいた、利江子先生をはじめとする「季節風」の先生方。

また、去年の秋の大会で、叱咤激励してくださった同人の皆様。

つたない作品に、このような栄誉ある賞を与えてくださった先生方。

そしてそして、ともに励ましあったネフレの皆様。

本当に本当に、ありがとうございます。

まだまだ感謝尽くせぬ方々ばかりです。

同時に、賞の重みに恐れおののいている自分もおります。

これからも、真摯に書き続けて行きたいと思います。

最後に、作中の「とうちゃん」のモデルである、我が家のそうべえにも、この場をお借りして感謝です。

ありがとうございました。

出版記念パーテイー2008/10/04 20:56

今日は、息子が稲刈りの応援に来てくれるというので、朝からお江戸へ出発。

「心にのこるお話」の、出版記念パーテイーに出席した。

企画の発案者でいらっしゃる岡信子先生のお話(念ずれば花開く)、出版までの苦労話など、本当に頭の下がる思いで耳を傾けた。

執筆者の皆さんお一人お一人の、お話誕生にまつわるエピソードや思いのたけを聞くことも出来た。

売れ行きも好調で、品薄状態という。

さらに、うれしいお話も出た。

韓国からも出版要請が来ているという。

ハングルの文字となって、韓国の子供たちにも届けられる。

ありがたい感謝の思いと、皆さんとの出会いに心もはずみながら、家路に着いた。(途中、山手線を逆に回ってしまいましたが・・!)

うんとこしょ~どっこいしょ!2008/10/05 20:18

本日の稲刈りは、水はけの悪い難所の田んぼ。

泥の中に稲刈り機が刺さってしまうので、一部手刈りとなる。

ここは、人海戦術。うれしい助っ人が4人。娘二人に、息子、そして娘のお・と・も・だ・ちまで。

泥に長靴が埋まったりと大騒ぎしながら、若い力は着々と稲刈りをすすめる。

ところが、ついに稲刈り機が泥にささってしまった・・!動けず!

うんとこしょ~どっこいしょ!みんなでロープでひっぱるがびくともしない。

そこで威力を発揮するのが、じっちゃんが年の功。

キャタピラに板をかませたりの裏技に、若者達も「じっちゃんすげえ~」と尊敬の眼差し。

悪戦苦闘の末、稲刈り機はなんとか泥の中から脱出できた。

体中の泥を落として、昼飯にありついたのは午後の1時半。

はらこ飯にずんだ餅を、腹いっぱい食べた。

こうして皆で力を合わせて難問を乗り切る瞬間は、農家の醍醐味かもしれない。

明日の朝味わう醍醐味は、筋肉痛です・・・!

ドジョウとイノシシ2008/10/06 20:53

朝から一日雨降りで、稲刈りも一休み。

長靴についてきた泥の中に、ドジョウが一匹紛れ込んでいた。

「田んぼに帰れや・・」と、長靴を洗いながら、外の洗い場に流してやった。

夕方、山の牛舎に行くと、車のライトの中に見えるのは、イノシシ軍団の後姿。

おかるも、もう慣れたもの。

バオンバオン!とクラクションを鳴らしながら、車で蹴散らしてやった。

そうべえに顛末を報告すると、「かわいいやつらじゃないか」とのたまう。

かわいいだすと!?おかるにゃ、とてもそうは思えません。

メスと子供の親子連れだから良いものの、オスのイノシシがいたら・・かわいいなんていっていられないでしょうよ。

今年のいなご2008/10/07 19:58

ひひひひ・・・、食虫人間のおかるだよ~!

なんて、脅かしてごめんなさい。

稲刈りも8割終わり、残った田んぼのわきでは、イナゴとりに励むお年寄りの姿が見られる。

ぴゅっと手で捕まえたイナゴは、袋の中に入れるのがこれまでのやり方。

袋から逃げ出さないように、かつ中に入れやすいように、袋の先に竹筒を装着する人もいる。

今日見かけたおばあさんは、ペットボトルを使用していた。

な~る!これは頭が良い!

今年も、ほんのちょとだけだが、稲刈りのお印。イナゴの佃煮を作った。

甘辛くて、やっぱり・・・・、田んぼの香りがした。