ホームステイ2008/11/09 15:31

昨日の晩、我が家にホームステイしたのは、2名の男性。

パラオから来たサダンさん、サモアのムーさん。

サモアには、独立サモアとアメリカンサモア(米国統治領)があると聞いて驚いた。

タロイモが主食で、米は輸入して食べているそうだ。

パラオでは40チャンネルのテレビ放送があり、サダンさんの祖父母は、NHKを見ているという。

人口は2万人強。隣町ぐらいの小さな国だ。

地図帳片手に、たくさんの発見がある。

朝は、二人とも初めてという、ミルクをやってもらった。

我が家にやってきた外国からのお客様は、めでたく今回の二人で15カ国となった。

ちなみに今まで来た方はアメリカ、ニュージーランド、中国、韓国、ベトナム、タイ、パラグアイ、コロンビア、ドミニカ共和国、アンテイグアバーブーダ、ガーナ、ケニア、マラウイである。

世界は実に広い。今度はどんな出会いがあるかな!?

モナリザのほほえみ2008/11/10 20:40

農協祭で、そうべえ、梨を買う。

好物の洋梨を買い求めたついでに、梨農家のまっつあんにうまい具合にすすめられる。

「そうべさんや、新しい品種だから買って行がい」

どれや?と見ると、「モナリザのほほえみ」というなんとも素晴らしいネーミング。

大きな玉が4個で1000円なり。

のせられて、ほいほいと購入。

食べてみると、うま~い!まるで砂糖水のかたまり!加えて、意外とすっきりしたお味。

おかる、美術に造詣の深いおとっつあんへの土産に、ひとつ持っていった。

おとつあんも、これはこれは・・と笑顔がほころぶ。

そうべえさんよ、良い買い物をしなすったのう。

「モナリザのほほえみ」で、そうべえはおかるのほほえみを・・・、おかるは、おとっつあんのほほえみを手に入れたのだから。

大根干しのオブジェ2008/11/11 19:57

今朝の最低気温は、2度。最高気温は11度。

朝から霜がおり、寒さが身にしみる。

昼過ぎ、用事があって、おくみちゃんの家に寄った。

登り口に、たくあん用の大根が干してある。

先週は写真の通り、半分まで干してあった。

今日行って見れば、干し場には大根がぎっしり!

おくみちゃんの姑さんは、漬物名人である。

お日様の力もかりて、さぞかし美味いたくあん漬けになるだろう。

長ネギをめぐる考察2008/11/12 17:05

寒い!昼はあったかいうどんに決定だ。

そういえば、長ネギがなかったっけ・・と、頭に浮かんだところで、畑から家にもどってきたじっちゃんと出くわす。

「じっちゃん、畑のネギとってきても良いけ?」

「いいけんどよ、どれ、今からおらが取ってきてやっぺ」、と、じっちゃん。

(はは~ん、じっちゃんはこの間長ネギの畑を定植しなおしたばかり。おかるに、植えなおした苗を引っこ抜かれてはたまらんのだろうな)

おかるも、ピピン!と来た。

でも、ちょうどレタスやら小松菜やらも、一緒に摘むつもりで意気込んできたのだ。

おかるだって、ネギの苗か食べごろかはわかります!と、一人勇み立つ。

「大丈夫だす!ぶっといの取れば良いんだべ?」

「んだが、んだば、畑の手前の、分けつしたやつを抜いてこいな」

「あい、ぶっといのだな?」

「うむ、畑の手前のやつな」

心配そうなじっちゃんを家に残し、おかる、畑に降り立つ。

青い青としたネギを見て、じっちゃんとの会話を思い出した。

まったくかみ合っていない会話であった・・・。

しばらく考えた結果、「畑の手前のぶっといネギ」を5本ばかり抜いた。

おかるは、深く考察した。

人間というものは、なかなか、自分の経験とボキャブラリーの壁を越えられないもんだな・・・。

いや、おかるだけだって?

あい、そうでした。はんせ~い!

紅葉狩り2008/11/13 17:54

今日のおかるは、長女と紅葉狩り。

そうべえに組んでもらったコースをたどり、白石小原の材木岩→七ヶ宿の手打ち蕎麦→滑津大滝を見て家路に着く予定だった。

途中まで順調に来たが、最後の滑津大滝の看板を見逃してしまった。行けども行けども滑津大滝の所在が不明となる。

はっと気がつくと、県境に来ていた。交通標識に「高畠まで14キロ」とある。

すなわち、時速60キロで走れば、14分でつく距離である。

「行く?」とおかるが問えば、「行く!」と娘が答える。

結局、そのまま高畠まで足を伸ばし、ワイナリーでワインを3本も購入し、ひろすけ記念館で深山さくらさんの受賞記念ハガキをもらい、ルンルンで帰宅した。

明日、娘はカバンにワインを仕込んで、まっすぐ大学の授業に行くと言う。

こらこら!(ちゃんと家に置いて行かせます!)

藁上げすごろく2008/11/14 20:05

このところ、抜けるような晴天つづき。

ただ今、そうべえは、藁の反転作業で大忙しである。

百姓仕事はお天気次第。

とんとんとコマを進めて上がりが見えても、たった一日の雨で、「振り出しに戻る」。

こと、藁上げは、藁が乾かないことには仕事にならない。

この晴天も明日までで、月曜には雨になるという。

そうべえの代わりに、午後は支払い業務にでかけたおかる。

(乾いた風に吹かれて、のどがからからだべな・・)と、帰りがてら缶コーヒーを買って田んぼに向かう。

しかし、すでに別の田んぼに移ったかして、そうべえの姿はなし。

藁上げすごろく、上がりを目指して奮闘中なり!

月の子供たち2008/11/15 20:33

昨夜は満月の夜だった。

夜までに、続々と2頭の子牛が生まれる。

「満月の威力で、もっと生まれるかな?」と思わず月を見上げるそうべえ。

予言が的中か?!朝にはさらにもう1頭の子牛が生まれていた。

計3頭が一度に生まれたことになる。

アメリカの科学者が、満月の日は出産が増えるとする「月の魔力」という本を発表している。

偶然も続けば信じたくもなる。まさに3頭は、「月の子供たち」だ。

ところで、3頭目の子牛は、急きょ初乳を哺乳することになった。

「初乳が足りない気がするんだ。母牛がよぼよぼだからな」と、そうべえ。

「いくつだっけ?」と、おかる。

「もう13~4才・・・人間なら50~60ってとこだな」

「ムキ~!お前さん、50でよぼよぼ呼ばわりかい!?」

「そ、それは・・!」

子牛の様子を観察して、結局、哺乳の必要は無いことがわかった。母乳は十分足りていたのだ。

ほれ、見てみんしゃい!