大槻教授の最終抗議2009/02/17 21:23

「火の玉博士」こと大槻教授の新書を読む。

実は、大槻教授はそうべえの母校(K高校)の出身。

新書を開くや、地元の地名もたくさん出てきて、身内のものには頬ずりしたくなる本である。

内輪話は脇に置き、大槻教授が幼少の頃、「火の玉」に遭遇し、また、父の死をめぐって「虫の知らせ」を経験したことから、いかにそれらと科学的な決着をつけたかが、つづられていて興味深い。

「火の玉」の正体はプラズマであり、「虫の知らせ」は、単なる偶然の重なりを人間の心が物語化したものに過ぎないという。

さらに、オウム事件を経て、自らがいかに「エセ科学」や「オカルト」に対し「戦う科学者」になったかについても、とくとくと述べてある。

おかる、ファンタジーを読むのは好きだが、スピリチュアルも血液型占いも、はっきり言って信じません。

科学で証明できないものもあるかもしれないが、世にはびこるピリチュアルには、金の匂いがぷんぷんしてげんなりしているからだ。

大槻教授の最終抗議、後方支援してますよ!