直らい2009/04/12 20:20

花見とは、田の神様のよりどころである桜のもと、神とともに酒とご馳走を共にする行事である。

神とご馳走を共にすることを、「直らい」という。

農民ならば、どんなに忙しくても、やっぱり花見は波は欠かせないでしょう。

なんとか時間をひねくりだして、近くの桜並木の下で昼ごはんを食す。

末娘も誘ったが、「ふたりでどうぞ」と丁寧に断られた。

コンビに弁当で済まそうという算段は一蹴され、急ごしらえの花見弁当を作る。

桜の寄り代に降臨された神様も、手抜き弁当に片目をつぶってくれたかも・・!