にわか百姓2009/05/28 20:48

そうべえに頼んで、荒地をうなってもらった。

種をまいて仕立てていたカボチャの苗を30本、そこに植えつける計画だった。

なにせ、畑はじっちゃんまかせ。ずぶの素人でござる。

明日から雨になるというので、じっちゃん不在の中、急ぎマルチを買ってきてにわか百姓になった。

くわで畝を立て、マルチをはり、風で飛ばぬように土を寄せて行く。

なんとか一畝こさえて、次の畝を立てようとクワで土を起こしていると、隣の区長さんがやってきた。

おかるの仕事があまりにひどいので、見かねて教えに来てくれたのだ。

「カボチャは日の向きに伸びるから、畝はもっと離して作りなされ」

すると、近所のおしげさんやらおとみさんやら見物人が集まってきた。

恥ずかしいやらありがたいやら・・・!

さあて、次は何を植えよっかな!


*鹿児島在住の童話作家のがまさんが、ブログで本を紹介してくれました。ありがとうございます。http://pink.ap.teacup.com/applet/01111216/archive