サギ ― 2010/01/05 21:52
このところ、でかいサギがやってくる。
やつの目的は池の鯉だ。しかも、じっちゃんが、毎日パンの耳を食べさせてきた鯉である。
「太らせて鯉こくにして食うのや」と、楽しみにしていたじっちゃん。
病院のベッドで、サギ襲来の報を受けるや「なに~?!」とご立腹。「池にテグス張ってくれ!」と息子に指示。
これで、さしものサギも、池に近づけなくなった。
「なんか、あいつ、かわいそうだな・・」とやわなことを言うおかるを、息子は「どっちがかわいそうなの!?」とたしなめる。
サギを甘く見ていたのは、おかるであった。
今度は家のすぐ前の池にやってきて、10年もかけて育てた真っ赤な金魚をさらっていきよった。
おかる、叫びましたとも。「この、泥棒サギ~!!」ってねえ。
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