季節風101号2010/01/08 21:04

同人誌「季節風101号」に、大会推薦作の「相伝林業少年少女」と、ルポ「農業の現場から」を掲載していただいた。

今回は、ついに360ページとなった大ボリュームの「季節風」。

手にとるとずしりと重いのは、本の厚みだけでなく、季節風に集う同人のエネルギーの迫力があるから!

敦子さんの、小児科の現場から生み出された詩「インフルエンザ増殖す」は、核酸集合体が孤独に震え、やがて複雑な細胞集合体となった人間が、ウイルスと言う原始レベルの命に翻弄される現実。

科学者の視点が、自然の中に生きる者にはうれしい一遍。

SAFFIさんの「きょじん」は、ユーモラスがあって、思わず笑みが浮かんでしまう。

ノンちゃんの作品も、今から読むのが楽しみ。他の方々の作品も、これから、じっくり読ませていただきます。

いとうみくさん、北原さんは分科会でご一緒したが、すでに新作を投稿し掲載されている。

のんびりしていられません!

新年から、季節風の風は熱いです!

牛飼いの仕事2010/01/09 21:09




子牛が生まれた。母牛も落ち着いて、よく面倒を見ている。

子牛は乳を飲もうとするのだが、もう一歩のところで、乳房にくいつくことが出来ない。

腹が減っているのだろう。口をぱくぱくしながら、母牛の前足あたりをなめたりしていたが、気力がなえたのか、座り込んでしまった。

夜、哺乳瓶で初乳を飲ませることになった。

ところが、哺乳瓶も受け付けない。




そうべえが、子牛の口から菅を差し込み、強制的に初乳を腹に入れてやった。(おかるは、ミルクの入った袋を持つ係りです)


一度初乳が腹に入れば、乳を飲もうという気力も出てくるはず。

まずは安心です。


二人で柚子とり2010/01/10 20:19



今期さいごのゆず取りをした。

おかるが長鋏を枝に引っ掛けたり、悪戦苦闘していると、見かねたのか、そうべえが山に登ってきて、手伝ってくれた。

ひとりより二人は心強いもの。おかるも張り切りだし、効率もグンとアップ!

足元を見ると、草むらで「まむし草」の真っ赤な実が、くすくす笑っていた。


農始め2010/01/11 20:49

今日、1月11日は農始めの日。 近くの祈願寺から、住職さんが家々を回って祈願してくださる。 我が家でも、水と塩、ろうそくにご祝儀<昔は米でした)を用意し、一年の農作業の安全と豊作を祈っていただいた。 昔はこの日まで正月をたっぷり休んだのだろうが、現代の百姓はそうも行かない。 でも、気持ちの上では、やはり今日と言う日は農作業のスタートと言う特別な日なのです。

ごぼうのポタージュ♪2010/01/12 21:29

娘作の夕ご飯。     手作りソーセージ< 皮にはライスペーパーを使用)とごぼうのポタージュ。  ごぼうで!?と意外な組み合わせながら、なかなかの美味でした。  雨模様の今日は、そうべえからは一応OKをもらった短編童話を推敲した。  筆がのって、もうひとつ短編を書いてみる。  久しぶりに、書くのが楽しい日でした!

時間割のむこうがわ2010/01/13 11:48

小浜ユリさんの「時間割のむこう側」<ポプラ社)を読む。 ポプラズッコケ文学賞優秀賞受賞作でガ、ユリさんのデビュー作となった。 オムニバス形式で、一つ一つのお話しが実に味わいがある。 子供のころに体を包んでいた小さな秘密や不思議の時間が、今にも通じるエピソードを絡めて描かれている。 あるある、いるいる・・!そんな共感を持って子供たちが<大人も)読めるのではないでしょうか! ユリさんとは、数年前の公募ガイド社の童話講習会でお会いした。 あのときお会いした方達は、次々とデビューし、公募でも活躍中だ。 ユリさん、本当におめでとうございます。

餅つき2010/01/13 21:12

明日は、だんごさしの日<小正月)。  我が家では、早めに餅をついておく。  「もう売ってる物で済まそうかな・・」と気弱なおかるに「今年やらなければ、伝統がすたれる」ろ、そうべえ。  ええ、ええ。つきましたとも。  だんごもちを1升半。お砂糖やゴマのたっぷり入ったカキ餅を2升。  たっぷり3時間もかかってしまった。  ぶちぶち文句を言うおかるに、「我が家の餅も風前の灯だなあ」と、そうべえも心配げ。