湘南の風に吹かれて豚を売る2010/02/24 17:12




養豚農家の長男宮治青年は、慶応を卒業後、いったん会社に就職する。

機は熟し、サラリーマンスーツをぬぎ、自家の「みやじ豚」をブランド化し、ついにはNPO(農家のこせがれねっとわーく)立ち上げる。

自分が出会った人々、農業の直面する問題、そして自らの農業への熱い思いが語られている。

そうべえも、本書を読み、いたく感動していた。

「あれこれ見知ったことを書きたがるものだが、宮治青年は、自分のやってきたことだけを、自分の言葉で書いているところがすごい」という。

おかるの胸には、ずんと響くそうべえの評であった・・。

*今日はたくさん読み、ちょとだけ長編をいじった。