命の灯2011/03/08 19:38



朝、たい肥置き場に牛フ○を捨てに行ってびっくり!
狸がいるではないか!目を閉じ、かたかたと震えている。
今朝は氷点下4度と冷え込んだ。
たい肥の発酵熱で、暖を取っていたのだろう。
狸は近寄っても動こうとしない。だいぶ弱っているようだ。
このまま息を引き取ったら、山に帰してやろうと思っていた。
昼に行くと、狸の姿は消えていた。
温まって、動けるようになったのだろう。
今頃どこで、何をしているやら・・。野生の命は、おかるの同情心など、蹴散らして去っていった。

採血2011/03/09 20:36

がまんしなされ!
4月の中旬に、牛たちを隣町の放牧場へ預ける。
その前に、血液検査で健康チェック。
獣医さんのやり方には理論が通っていて、牛は尻尾を上げられると動けない。
さらに、しっぽの付け根に動脈があるので、そこからチュッと採決する。
この子たちが放牧される頃は、春本番。
種まきも終わっているころだな・・。

*がんばって書いた。(おかげで、体の右半分がみりみり・・)
草稿160枚まで到達して、なんとか構成はできた。
これを明日は、みっちり推敲する。

公募ガイド4月号2011/03/10 20:05


公募ガイド4月号が発売になりました。
P71に、直売所の(農と食べ物の物語ミニエッセイ募集」は掲載されています。
何とうれしいことに、店内の写真まで!
ミニエッセイ、あぐりっと広報部一同、心からお待ちしております。

*久しぶりに購入した公募ガイド。
「昔に比べて、判が大きくなったんじゃないの?」とそうべえ。
おかるが、毎月楽しみに購読していたのを、ちゃ~んと知っていたんですねえ。
今回は「作家として死ぬために、アマチュア時代にやっておくべきこと」という、すごい特集も組まれています!
「作家」として作品を生み出していくのだ、と最近になって心を決めた、おかるでございます。
公募ガイド様に再会し、初心に帰ってがんばります!

地震7日目2011/03/17 14:24

今朝通電しました。ご心配本当にありがとうございます。

地震当時、震度6強の名取で被災しました。
店の中で体が飛ばされ、出口がそばに見えても、這って進むことさえできません。
テーブルの下に潜り込んだものの、そのまま激しく揺さぶられ、波打つ床の上で転がり続けました。
世界が壊れたか!と思いました。
なんとか外に出て、頭に浮かんだのは、名取が海寄りであること。
すぐに車に乗り、4号線を2時間かけて家にたどり着きました。
車の中でも、手の震えは止まりませんでした。

家屋の倒壊はなく、山水を飲み、とりあえず生きることはできています。

強い余震に加え、ろうそくの明かりだけの夜は、不安に胸が締め付けられそうになるときもあります。
ガソリンも次第に減ってきて、移動に制限がでてきています。

それでも、農家が力を出し合い、直売所を開きました。
作ったおにぎりには、あっという間に手が伸び、店内の商品も残り少なくなってきました。

沿岸部の被害の前には、今こうして生きていることさえ、奇跡のようです。
原発のことは心配ですが、ガソリンもなくどうすることもできません。
たくさんのものを背負って生きる覚悟をしなければならないと、自分にも言い聞かせています。

先日会いに行ってきた、福島の父が言いました。

「焼け野原から日本は立ち上がってきたんだ。大丈夫だ」と・・。
気落ちする私に、次女が言いました。
「できることをやろうよ。それが、復興につながるんだよ」
福島から帰る道々、果樹の剪定をしている農民がいました。
角田でも、田んぼを耕うんする農民もいます。
それが、農民というものだと思います。

 いただいたたくさんの

メール、コメント、本当にありがたく、涙が出ました。

 

かけていただく言葉のありがたみ、感謝しております。  

仙台へ2011/03/19 19:45


物資不足が続く日々。
直売所は、被災3日目から開いたが、連日長蛇の列で売るものがなくなり、2時間ほどで閉店になってしまう。
かねてからつながりのある、仙台のマンションへ、野菜や米などをトラックに積んで届けた。
そうべえと、あぐりっとのメンバー3人で出かけたが、「よくきてくれた」と感謝されたとのこと。
野菜も品薄で、3倍に値上がりしているという。
あぐりっとの百姓は、こんなときだからこそ、今まで通りの値段で販売している。
農民として、今やるべきことをする。

雨模様2011/03/20 17:39

消防隊の方たちのインタビューを見てから、やたら涙腺がもろくなりました。
原発の現場で、決死の作業をする人たちがいます。
仙台の知人からもらったメールの「福島に雪が降ればいい」という文面にも、ただ涙しました。
福島は、私の愛する故郷です。
たくさんの友人と親戚がいるのです。

墓参2011/03/21 09:31



彼岸の墓参に行った。
大きくずれている墓石。地震の大きさを物語っている。
昨日のおかるは、めそめそとして、心がやさぐれていた・・。
震災から、直売所に通い詰め、疲れていたのだと思う。
墓参に山の中へ入ると、山の空気がしっぽりと包んでくれた。
いつものように、ふきのとうも顔を出し、鶯が飛んでいる。
今日はゆっくり休もう。
そして、明日を生き抜こう。
*10年以上も前に、京都の表彰式で出会ったSさんから、うれしいメールをいただく。
阪神大震災を経験され、息子さんがボランテイアに東北へ向かったという。
お米を届けている、東京のお客様からもお電話をいただいた。
やはり、阪神大震災を経験され、現場のことがよくわかると、励ましていただいた。
どんな声掛けでもうれしい。
娘が「日本の中で、自分たちだけが取り残された様な孤独を感じる」と言っていた。