亘理、山元へ2011/04/01 14:47


津波を受けた、隣町の亘理、山元町の被害がひどい。
次女が、亘理町の災害ボランテイアに行った。
現場は、いまだにぴりぴりとした緊張感に包まれている。
仕事は、壊れた家の泥のかきだしや、ガラスの破片ひろい、片付けなど・・。
避難生活に疲れ切って、やっと家の片づけにかかった家の人に「これ、どうしますか?」と聞く。
水に浸ったアルバムや思い出の品を、家の人の了解を得ながら、次々とごみとして処分していく。
次女は、泥だらけになって帰ってきた。
山元町を通って帰ったが、国道のすぐそばまでおしよせた津波の跡に、絶句した。
がれきと海水に覆われた田んぼ・・。
悲しくて悔しくて涙がにじんだ。
このがれきの一つ一つが、そこに暮らした人々の生活の歴史を刻んだものなのだ。

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