高橋秀雄先生の本 ― 2011/05/19 15:34
「ひみつのゆびきりげんまん」は、子どもの頃にこういう事があったなあ、と懐かしい感覚で読みました。お母さんが、すごい迫力ですが、モデルはいるのでしょうか!元気いっぱいの男の子の挿絵も、ぴったりですね。
版画の挿絵が温かい味わいを出していて、特に200ページの満天の星空を眺める忠夫さんとコウゾウの絵には、心が洗われるような感じがしました。
本を読み終えて、せいいっぱい生きることは、何よりも美しいことだと感じさせられました。
私も、コウゾウのように「チキショウ」とわめきながら、懸命に生きていかなければなりません。
「地をはう風のように」は、心待ちにしていたひでじい様の世界!どの登場人物に対しても、愛情がいっぱい注がれているのが感じられて、うれしくなりました。ていねいな描写の積み上げも、うっとりとしながら読みました。そして、悟一やんがさりげなくでてくるのも、やった!と大喜びしました。(父ちゃんシリーズは永遠なりです)
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