稲刈り2日目:イナゴ君とかえるくんのお話2011/09/28 16:12

おいら、そうべえさんちの田んぼのいなごです!ここ↓背中にいるでしょ?
稲刈り機が近づいたんで、あわてて飛び出した拍子に、そうべえさんの肩にとまっちゃったんだ。
そのまま、田んぼをぐるりと、ひとめぐりしたよ。
田んぼの事なら、現場に生きるイナゴに聞いてくれ!
緑色の稲は、ホールクロップっていうんだよ。
普通の稲よりも背丈も高くて、ゴツッとした感じ。刈り取ったものはラップで巻いて、家畜のえさになるんだ。
そうべえさんが今刈り取っているのは、ササニシキ。
米粒は小さめで上品な味わい!そうべえさんは、頑固に作り続けているんだって。
食感にインパクトのあるひとめぼれやコシヒカリが全盛だけど、ササニシキファンはけっこういるんだよ。
あれ?畔からおかるさんが、おいらをじ~っと見ているよ。
「稲刈りのお印に、ちょっとだけイナゴの佃煮を作るね」ってそうべえさんに言ってたから、おいらのこと捕まえるつもりだな。
ぴょ~んと飛んで、逃げた先は、側溝だった。
かえるくんが、身じろぎもしないでじっと前を見つめている。
「かえるくん!なにやってんの?」
おいらが声をかけたら、かえるくんは答えたよ。
「土を見ているんだ。ぼくという命がどこから来てどこへ帰るのか、土が教えてくれそうな気がする」ってね。
田んぼからは、哲学も採れるのかあ。
おっと、感心してたら、おかるさんが来たぞ。
かえるくん、また何か考えが浮かんだら、教えてね!