春と修羅2011/11/23 19:27

NHK「賢治の音楽会」に触発されて、詩集を取り出しました。
ふと「春と修羅」が心に落ちてきました。
今年は、桜の薄紅も稲穂の黄金も、どこかゆがみ青ざめて見えたのは、目もくらむような怒りのせいだったのかと、自分の心象風景が重なって見えたのです。
学生時代に、岩手山のふもとで詩集を開いたものの、理解にほど遠かったのに、その時々によって、同じ詩がちがって感じられます。
震災発生時には、心がひりひりとして、受け入れることができなかった「雨ニモマケズ」・・。
今の自分もまだ、「雨ニモマケズ」には、とても到達できない・・そうも思いました。

防護服セット♪2011/11/23 19:34

行政から、防護服セットを賜りました。
テレビでもおなじみ、ブルーのストライプの入った白い防護服、紙製のマスク、ゴーグルの3点セットです。
汚染稲わらの取り扱いについて、留意点を記した紙も賜りました。
保管場所周辺での居住と作業の安全性についての試算も明記してあります。
セシウム濃度10、000Bq/Kgでは2m離れる必要があるそうです。(あれ?遠隔操作ロボットでも貸してくれるのかな)
汚染稲わらの保管場所が決められず、大きな問題になっています。
だれも、自分の近くに置きたくないでしょうね。
本来ならば、厳重に管理されるべきものを、農家が防護服を着て「取扱い」しなければならないようです。
自分たちで除染作業をしている一般の人も、立場は違えど同じことでしょう。
責任の所在はどこなのか、はっきりしてください。