牛太郎の卒業2012/03/09 21:47

9日は、牛太郎の卒業式。
牛太郎も、12歳となり、人間でいえば、60歳を超すおじいちゃんです。
でも、子どもたちにとっては、同じ仲間なのです。
地域の方々や、牛太郎と小学校生活を過ごした高校生たちなどが、100人近くも集まりました。
東山小学校の子どもたちの、送る言葉、校長先生のあいさつ、市長さんのあいさつ、卒業証書も授与されました。
お祝いの、野菜ケーキもあり、牛太郎はうれしそうでした。
角突きの練習のお披露目も、これで見納め。
生まれ故郷の岩手に帰って、余生をのんびり過ごします。
5月の闘牛場所で、引退式があるそうです。
牛太郎のおかげで、たくさんの人たちが、心を結びあいました。
喧嘩は弱かったけれど、おだやかな牛だったからこそ、こんなに、愛されたのだと思います。
皆に、物語を紡いで贈ってくれました。
幸せな牛でした。
卒業、おめでとう!

頑張れ、受験生!2012/03/09 21:53

新潟へ行っている間、福島の同級生や親せきが大騒ぎになっていました。
なんと、福島県の県立高校の入試問題(国語)に、「チョコレートと青い空」から抜粋された文章が、出題されていたというのです。
長女が、福島のおとやんに会いに行きがてら、問題が掲載された新聞を買ってきてくれました。
本当に、問題になっていてびっくりしました。
「どれ、解いてみっかなあ」と、そうべえ(国語は得意らしいです)。
さ~て、おじさんに解けるのかな!?
(受験生の皆さん、どうか、良い結果が出ますように!)

都政新報2012/03/10 17:45

9日付の都政新報に、エッセイを寄稿しました。
以下、少しだけお読みいただけます。
http://www.toseishimpo.co.jp/modules/news_detail/index.php?id=1064
エッセイというには、論調が強かったかもしれません。(Kさん、ごめんなさいね!)
自分でも、書いている過程で、いろいろな問題に気づかされました。
一つは、東京という大本営との、埋めがたいギャップです。
もう一つは、どうして東北の私たちはもっと怒らないのだろうか・・・ということです。
「怒らないってことは、現実から逃げているってことじゃないですか?みんなが無責任なんじゃないですか!?」
M先生から投げかけられた言葉が、重くおなかの中に沈んでいます。

ガーナの小学校2012/03/10 17:53

かつて我が家にホームステイしていったY君(今はY先生)のインタビュー記事がアップされています。
Y君がブログにつづったガーナでの活動の体験の様子、「チョコ青」でも、参考にさせていただきました。
*今月の学習指導ポイント! 若い先生のための授業ヒント集
6年 「国際協力と日本の役割」指導のポイント ―元青年海外協力隊員​の話を具体的事例に― | 今月の学習指導ポイント! | はなまるサポート
http://www.djn.co.jp/support/special/point/docs/2012/3/4/2.php

3.112012/03/11 09:13

今に至れば、あっという間でした。
1年の苦難を振り返れば、あまりにも長かったように感じます。
いただいた、たくさんのご支援に、心から感謝申し上げます。
地元紙、河北新報には、亡くなった方たちの名簿が数ページにわたって掲載されています。
たくさんのイベントや再現ドラマもありますが…ただ静かに、この日を過ごしたいと思います。

3.122012/03/12 14:59

昨日の朝刊に、岩手日報、河北新報、福島民報、福島民友の4紙が、1年前の紙面を合同で作ってくれました。
激震のあと、「これは、世の中が大変なことになるはず・・・だ」と感じました。
ろうそくの暗闇の中、ラジオに耳を傾け、たえまなくおそう余震におびえながら朝を迎えました。
被害の情報は、ラジオのニュースだけでは不足しています。
頭の中で描けるイメージにも限界があるのです。
なかなか眠ることもできず、明け方にやっとうとうととして、白んだ空を観て玄関を開けました。
思わず大声で叫びました。
「来てる!来てるよ、新聞が!」
配達された新聞を見て、「だいじょうぶだ。この世は終わっていなかったんだ」と、希望の光を見たことが忘れられません。
紙面は、災害のすさまじさを報道していました。
取材も印刷も配達も、どんなに困難を極めたかは、あのすさまじい地震を体験すれば、想像がつきます。
社屋も被害を受けた河北では、新潟日報の協力の下に印刷にこぎつけ、こんな田舎にまで新聞を届けてくれました。
地元紙の意地を見せてくれた河北新報に、救われた人も多かったと思います。
3.12のこの紙面を、一生忘れないと思います。

カウガールズ2012/03/14 09:05

牛さん大好きの、カウガールズが、我が家に遊びに来てくれました。
全員、春から農業大学への進学がきまっています。
先生の車に乗せられ、我が家の牛舎に降り立ったガールズ。
思わず目をむい、て足元を見てしまいました。
みんな、かわいいスニーカーです。
「ここ、ごちゃごちゃなんですよ・・・」とためらいがちにいうと、「だいじょうぶです!」と、先生がおもむろにウイーンとトランクを開けました。
なかにはちゃ~んと、それぞれの名前入りの長靴が、スタンバってました。さ・す・が!
そうべえが不在につき、おかるの解説はかなり怪しいものでしたが、少しは役に立ってくれたでしょうか。
若い人は、希望です。
心優しくしっかり者のカウガールズ、お嫁さんに絶賛奨励中です!(って、おばさんは、何言ってんでしょうね!?)