児童文芸家協会新人賞2012/04/02 18:33

「チョコレートと青い空」(そうえん社)が、第41回日本児童文芸家協会新人賞を受賞しました。
午後になって、児童文芸4.5月号が届き、選考経過を読むことができました。
講評の中で、「選考は、受賞作を絞り込む真摯な場であると同時に、作品の魅力を語り合う楽しいものとなった」とあり、それがとてもうれしく感じました。
選考委員の先生方に、心から感謝申し上げます。
まだ3冊の本しか出ていませんが、出来上がった本を読み返すとき、不思議な感覚を持つことがあります。
恥ずかしながら、自分が書いたという実感が薄れて、「すごいなあ~、だれが書いたのかな」と、思ってしまうのです。
「チョコレートと青い空」は、季節風の物語分科会から生まれました。
その場に集った、同人の仲間から、素晴らしいヒントをもらいました。
そして、編集のKさんとのアドバイスに触発されながら、物語が出来上がっていきました。
亡き後藤竜二さんからは、物語の進捗状況を報告するメールに対し、「メダワセ!」という件名のついた返信で、励ましていただきました。
小泉るみ子さんの挿絵は、物語に力と輝きを与えてくれました。
日本児童文芸家協会新人賞は、こうした、たくさんの方たちに支えられた「チョコレートと青い空」という「作品」に頂いたものだと、実感しています。
新人に応援してくださる児童文芸家協会の先生方、切磋琢磨しあう季節風同人の皆さん、あたたかい青おに童話の会同人の皆さん、書評を書いてくださった皆様、ブログで本の感想をアップしてくださったみなさん、本当にありがとうございます。(白石高校の皆さんも、ありがとうございます)
気の回らないぼ~っとした人間です。
お礼の言葉が行き届かない失礼、どうか、お許しください。
それから最後に・・・・、「父ちゃん」のモデルであるそうべえにも一言・・・「ありがとう!」