宇宙兄弟2012/05/11 21:18

次女の希望で、映画:宇宙兄弟を観にいきました。
原作のコミックは、なかなか面白かったので、どう映像化するのか興味津々。
実写映画も頑張っていました。(前半はよかったです!)
実は、おかるも宇宙が大好きで、高校時代に、おとやんにせがんで、立派な望遠鏡を買ってもらったことがありました。
おかやんがそばで、ぶうぶう文句を垂れていたのを覚えています。
実は、おとやんには申し訳ないのですが、丸い視野の中に、ぼんやりと揺らいで見える木星や、かすかに輪っかのようなものが想像できる土星を観て、がっかりしてしまいました。
木星や土星が、写真集の様にクリアに見えるものと、期待値が大き過ぎたので、現実との落差に、望遠鏡熱が一気にしぼんでしまいました。おかやんは、こうなることは、お見通しだったのですねえ。
でも、今でも、宇宙の図鑑や映像を観たり、田舎のきれいな星空を見あげるのは大好きです。
宇宙のスケールの大きさの前では、落ち込みそうになる失敗や自分の欠点も、ちっぽけなことに思えてきます。
「宇宙兄弟」の兄は、火星に向かう宇宙飛行士になります。
グレートジャーニーと呼ばれるように、人類はアフリカから世界各地へと出ていきました。
貪欲に、新天地を求める生き物のようです。
月から火星へと、踏み出す日が本当に来るのかもしれないな・・・映画の帰り道、夕焼け空を観ながら、そんなことを考えました。
夕焼け空のすぐその先は、漆黒の宇宙なのです。