米のはなし2013/02/03 15:31

日本農業新聞に連載された小説を、続けて2冊読みました。
「生きるぼくら」は、引きこもりの青年が、祖母の家で米作りをしながら、再生していくお話です。
物語として面白いし、ぐっとくるフレーズもありました。
作者はこの執筆のために、実際に米作りも体験したそうです。
でも、「農業」の部分に関しては、すらりとなぞったような感が残ってしまいました。
「雪まんま」は、そうべえが先に読みました。
物語としても面白いし、何よりも米作りの現場が、きっちりと書いてあります。
そして、故郷や農業に対する切実な思いが、ひしひしと伝わっきます。
読了後のそうべえが一言、「負けたな」・・って、ええ、にわか百姓のおかるなんざ、比較になりませんよ(T_T)