どじょう日記

我が家のステイビーが、本日旅立ちました。
（私たちは見慣れているのですが、牛さんのアップに抵抗感があったらすみません！）
ステイビーは、大変な難産で生まれました。
何とか命が助かったのですが、哺乳をしているうちに、全盲であることに気づきました。
どうやって育てようかと悩んだ末、ステイビー専用の小屋を手作りして育てました。
朝昼晩と、毎日哺乳に通い、小さな命の成長を見守りました。
育成用の牛舎に移ってからも、ステイビーはとてもおとなしい子で、マイペースでゆったりと２年４か月を過ごしていきました。
今日も、静かに、出荷用のトラックに乗っていきました。
ステイビーの青い目には、彼がすごした牛舎が、うっすらと映っています。
私も、ステイビーと過ごした時間を、ゆっくり反芻しています。

３月３１日付日本農業新聞の書評面にて、「命のバトン」（佼成出版社）を紹介していただきました。
ありがとうございます。