大雪2014/02/18 08:43

道路のわきにうず高く積もった雪!
こんな景色は、角田に暮らして、初めて見ました。(母の実家の会津では見てましたけど)
日本海側の方にすれば、大雪と呼べないレベルでしょうけれど・・太平洋側の人間にとってはビックリ仰天です。
某牧場の職員さんは、とてもまじめな方で、牛たちに餌をやるために雪の中を4時間も歩き続け、凍傷になってしまい、ヘリコプターで病院に搬送されたとか・・。
4時間も・・どんな気持ちで雪の中を歩いていたんでしょう・・(T_T)
牛を放っておけない気持ち、わかります。
そうべえも、命がけで山の牛舎に餌やりに行きましたもの。
そういえば、大雪が降っているさなか、山の中から、パン!・・・・パアン!…と、木が折れる音がしましたっけ。
各地で大変な被害になっています。
村落の孤立が早く解消されますように。

さよなら、ぼくのひみつ2014/02/18 17:54

さよなら、ぼくのひみつ(漆原智良:編著 新藤かおる:絵)(国土社)
「心といのちをまもる5つの童話」の第2弾です。
「いちご肌のふたり」井嶋敦子:作・・アトピーの問題をとりあげています。アトピーはつい掻きたくなって症状を悪化させますが、「いちご肌」というたとえがとてわかりやすかったです。実は、私もアレルギー体質。この作品を読んで、いちご肌をやさしくなでてあげようという、気持ちが自然に芽生えました!アトピーに悩む子供たちも、繊細な「いちご」なんだって思えたら、本当に救われますね。
「作ろう! 安全マップ」あだちわかな:作・・校内に潜んでいる危険をマップ作りを通して解決していきます。小学校図書館で常に子供たちに接しているあだちさんらしく、リアルなエピソードをとらえて、こちらも、自分で安全を守る大切さを考えさせてくれます。
「幸福をよぶ鳥」は、編者でもある漆原智良先生の作品です。学習障害を持つ児童の方への実際の取材をもとに描かれ、障害を個性として、みんなで受け入れていくことを、自然に教えてくれます。
さよなら、ぼくのひみつ(平松詩子:作)は虐待がテーマで、読んでいて胸が痛みました。やくそくの自転車(高森優芽:作)は、凶器にもなる自転車との付き合い方を教えてくれます。
全編に、著者の優しさがにじみ出ていて、メッセージが素直に心にしみてくる1冊でほっこりしました。(ノンちゃん、敦子さん、ありがとうございました~!)