七夕の月2014/06/13 07:50

佐々木ひとみさんの新刊「七夕の月:ポプラ社」、挿絵は小泉るみ子先生です。
仙台在住で椋鳩十賞受賞作家でもあるひとみさんが、震災を物語に書きました。
長年「仙台七夕まつり」を守ってきた、ひいおばあちゃん。
二人の少年が、その想いを受け継ごうとしていく中で、であった奇跡。
震災は悲しい出来事でしたが、そこから立ち上がろうとする人々の姿には、普遍性もあるのです。
ひとみさんは、仙台の七夕に、あたたかい奇跡が起こしてくれました。
個人的には、羽崎かまぼことか、玉原総本店さんとか・・、なじみの名前が出てくるたびに、思わず大喜びしてしまいました~。
仙台人が、「どこの」かまぼこかにこだわるっていうのも、あるある!
仙台市教育委員会の皆様、仙台の小学校の副読本にぴったりだと思います!
もちろん、仙台や宮城だけでなく、「仙台七夕」が、全国のたくさんの人の心に届きますように。
復興の祈りの込められた、裏表紙のおりづる七夕に、胸がいっぱいになります。
ひとみさん、素敵な本を書いてくださって、ありがとうございます。

コメント

_ roku ― 2014/06/13 08:14

どじょうさま、お忙しいのにさっそく読んでいただきまして、
ありがとうございます。
どじょうさんのお言葉が何よりの励みになります。
そのおおきな背中を追いかけてまいります!

_ どじょう ― 2014/06/13 16:30

ROKUさま 何もかもわきに置いておいて、夢中で読みました~。途中何度も大喜び。宮城県児童必読書です。

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