ギフト2015/01/17 13:35


今日は阪神大震災から20年ですね。
あの日の朝のニュースは、はっきりと覚えています。
20年なんですね・・。

先日の夜遅く、NHKBSのコズミックフロントを見ました。
かつて第1次南極観測隊員が、まるで嵐のような流星群に遭遇したというのです。
流星群のもとになるチリをまき散らす母彗星が特定できず、長い間幻の流星群とされてきました。
それが、最近の研究で母彗星が特定され、2014年の12月に再び流星群が見られるチャンスが巡ってくるとのこと。
当時の観測隊員の方は大学の先生を退官し、すでに90歳となられていましたが、ご健在でした。
何と、研究者と一緒に、はるばる飛行機に乗っ、流星群に会いに出かけるのです。
ところが空はあいにくの雲に覆われ・・。という場面で、私は次女の迎えにGO!
帰ってからそうべえに、「流星群に会えた?」と聞きましたら、「見れた」との答え。
もしかしたら、見えても見えなくても、どちらでもよかったのかもしれません・・。でも、やっぱり、見れて良かった。
素晴らしい流星群に出会い、90歳までご健在で、再び幻の流星に再会できるなんて・・!元南極観測隊の方は、神様からたくさんのギフトをもらったんだねえと、しみじみ。
でも、そんな物語を通して、私もギフトをもらったのかなあ・・、しみじみ。

大風2015/01/18 20:28

一日、強い風が吹き荒れました。
おかげで、牛舎に張り巡らした風よけのシートが吹き飛ばされてしまいました。
冷たい風が入り込むと、子牛が風邪をひいてしまいます。(冷たい風が大敵!)
夕方、そうべえと二人で、帳が下りるのと競争するように、必死でシートを張りなおしました。
餌やりも終わり、山の牛舎を降りて、ホッと一息つきながら家に向かって、ふと足が止まりました。
大風で、空のチリがきれいに吹き飛ばされたのでしょう。
オリオンの星がチロチロと瞬きながら、「おかえり」と帰宅を迎えてくれました。
くたくたになりましたが、美しい星空を見ることができて、良かったです。

今日も大風2015/01/20 20:18

今日も大風が吹き、またまた牛舎のビニールシートが吹き飛ばされたようです。
ようです・・というのも、今日は午前中用事があって仙台に行っていたからです。
仙台で無事用事を済ませることができて、その後は美味しそうなケーキ屋さんにも脇目も振らず(ちらっとだけは見たかも)とんぼ返りでした。
しかし、折からの強風で、東北本線の線路付近で火事があったそうで、駅で20分も足止めに・・。
その間、児童書を読むことができ、充実の読書タイムをゲット。
家に戻ってきたころには、そうべえがお手伝いの人を頼んでビニールシートを復活させていたので、いろんな意味でホッとしました。^_^;

講演2015/01/22 18:30

毎年この時期にお招きいただいている、仙台幼児哺育専門学校で講演。
生徒さんたちは「聞き上手」。(*聞き上手って、保育者にとっても大事なポイントですね)
おかげで、一緒に絵本を楽しんだり、楽しい1時間を過ごすことができました。
その後、駅前のスタバで、作家のお友達と、第2回童話塾IN東北に向けてのミーテイング。
其々の活躍や、児童文学への向き合い方に刺激をもらい、充実した気持ちで帰宅できました。
良いエネルギーを充填出来たので、明日からまた、ばりばり働きます。

東北の本棚2015/01/26 19:15

1月26日(月)付:河北新報朝刊「東北の本棚」にて「モーモー村のおくりもの」:[文研出版」の書評をいただきました。
「東北の本棚」は、東北在住&東北ゆかりの作家による書籍を紹介するコーナーです。
地元紙ならではの温かい書評、ありがとうございます。

大雪2015/01/30 18:12

大雪になりました。積雪は20センチはあるでしょうか。
午前中のうちに雪かき用のスコップを買いましたが、非力なので、さっぱり進みません。
こういう時、屋敷が広いと大変です。
農業用ハウスの雪かきも少しだけしたところで、右腕がパンパンになり、右手首もしくしく痛みます。
ロボットスーツ、欲しいわ・・。

ふしぎ日和2015/01/31 12:15

ふしぎ日和―あさのあつこ・土山優・八束澄子選 『季節風』書き下ろし短編集 (すこし不思議文庫) 文庫 :主婦の友社
会員対象の公募から、こんな素敵な文庫を出版できる「季節風」は、すごいです。
寝る前に、1話ずつ読みました。
『生まれたての笑顔』(井嶋敦子・著)は、未熟児を出産した小児科医の物語。
敦子さん自身も小児科のお医者様です。
医学的な描写が細部まで書き込まれているので、臨場感が迫ってきます。そして、医者としての自分を必死で生きようとする主人公の姿にも心打たれます。
冷静なイメージから「ロボット」のニックネームを持主人公の表情が、くっきりと変化する瞬間、何とも言えない感動に包まれました。
『うたう湯釜』(森川成美・著)は、明治時代が舞台。
町長の家に奉公をしている蕗は、同じ村出身の若者に淡い恋心を抱いています。
町の発展のため、町長が温泉を新しく 建て直そうとしたところで、反対派との間でひと波乱。蕗も否応なしに巻き込まれていきます。
サスペンスのようにハラハラしつつ、蕗の心理描写に凄味を感じました。
『働き女子! 』(工藤純子・著)は、四十歳のOLがリストラ騒ぎに巻き込まれる物語。人事部長とのやり取りや会社の人間関係もリアルかつおもしろく、出した結論に爽やかさを感じました。
『正義の味方 ヘルメットマン』(吉田純子・著)は、奈々の勤めるホームセンターに毎日、黄色いヘルメットを買いにくる謎のイケメン男との物語。
サービス精神のあふれた吉田さんらしく、笑いがちりばめられていて、最後はほっこりしました。
他に、『裏木戸の向こうから』(村田和文・著)『山小屋』(田沢五月・著)。