ゆず砂糖2015/11/25 09:08


昨日は山でゆずとり。
なり年なので、枝がしなるほどたわわに実っています
もう十分取ったし、そろそろ家に戻ろうかな・・と思うと、「あれ、あっちにもきれいな柚子が!そっちにも!」と、柚子トラップにひっかり・・・結局重い袋を抱えて、山と家を2往復もしました。(欲張りなんですね・・・)
さて、本日は、ゆず砂糖づくりです。
 体ががちがちになりそうな寒い冬の日に、温かいお湯を注いで飲むと、優しい香りと甘みに、ほっこりあったまります。
*フロストシュガー320gグラニュー糖150g柚子10個 セラミックのおろしがあると便利かも
*皮をすりおろし、1個分の果汁を入れます。(果汁は欲張って入れずに1個だけ)
*フロストシュガー160gを加え、トロリとするまで弱火で数分にます。(あまり煮ると色が変わるので注意)
*少し冷めたところで、全体がぱらっとするまで、フロストシュガーとグラニュー糖を加えます。ゆずのあめを砂糖に絡める・・って感じでしょうか。
*全体がパラパラになれば出来上がり。残りのゆず果汁も捨てずに瓶に取っておき、お鍋べやドレッシングに使ってもいいですね!

アサギを呼ぶ声 そして時は来た2015/11/25 17:26

森川成美さんの「アサギをよぶ声 そして時は来た:スカイエマ 絵:偕成社」
「アサギをよぶ声」の3巻シリーズもついに完結。
実は、1巻が出た時から、「戦士になりたい」というアサギの言葉が、ずっと心に残っていました。
「戦士」になるということは、まったくもって容易なことではないからです。
作者の森川さんは、「戦士」になることの意味を、正面からアサギにつきつけました。
苦難の末に「とが村」にたどりついたアサギは、「生き口」としてとらわれ、働かされている村人たちに会います。
そこで、師ともいえる戦士ハヤとの再会があり、「とが村」との戦へと物語は展開していきます。
アサギはハヤの志を継ぎ、みんなのリーダーとなるとともに、ついに戦士として弓を引く時を迎えます。
人のやさしさや夫々の村への思い、対する欲望と争いが交錯する中、それでもなお前に向かって生きていこうとする人の力・。
森川さんは、そんな骨太のテーマを見事に描かれたのだと思いました。
そして、このテーマは、さまざまな困難を抱えるまさに今この時、そして、これからの時代においても、通じるものだと思います。