かぶとほうれんそう2017/02/07 14:07

寒いけれど・・、今日はなんとしてもカブとほうれん草が食べたいのである、と心の赴くままに畑に行きました。
空からは、けし粒のような雪が落ちてきて、ジャケットの表面に落ちるたびに、プチプチと不思議な音を立てます。
私はこの音が好きです。
少しの間、雪の奏でる音に耳を傾けました。
それから、白くよく太ったカブにあたりをつけながら、抜いていきました。(今晩、ソーセージといっしょにポトフにします)
次に、寒さのためにロゼットになったほうれん草の根っこに、包丁の先を当てて切り取っていきました。
サクリサクリと、畑の土の感触が刃を伝わってくるのも心地よいものです。(ほうれん草は、おひたしにします)
ほうれんそうとカブを抱えて畑に立つと、土のにおいが変わってきたことに気が付きます。
春は確実に、近づいています。