キミと、いつか。ひとりぼっちの”放課後”2017/12/07 08:34

宮下恵茉さんの[キミと、いつか。ひとりぼっちの”放課後”」(集英社みらい文庫)・・昨年出版された「好きなのに、届かない”気持ち”」の続編です。(次々重版の大人気シリーズです!)
主人公の莉緒は、自分に自信が持てないタイプでしたが、クラスの人気者の智哉に告白されてつきあい始めます。
だれもがうらやむカップルに見えたのですが…。
智哉が体育祭の委員に選ばれ、すれ違い気味に。
そのうえ、積極的で元気な女子の先輩が、智哉に急接近。
ついに、ふたりは電話でケンカしてしまいます。
けれども、好きな人がいるって、エネルギーになるんですよね~!
体育祭のシーンは、爽やかで、青春のきらめきに胸が熱くなりました。
胸キュン物語の上に、莉緒のお母さんが、娘を心配する気持ちが現れた食卓のシーンなど・・細かい所まで堪能させていただきました。
神は細部に宿る・・ですね!