兄ちゃんは、戦国武将!2018/06/26 10:46

佐々木ひとみさんの「兄ちゃんは、戦国武将!」くもん出版。
とても面白かったです。
大会作品のころから,さらに厚みが出ていますね。
主人公の男の子が、伊達を「いたつ・・」と読んじゃうとこはふきだしてしまいました。
そして、郷土を大事に思うこと、一生懸命って最高!というメッセージが、子どもたちに素直に届くと思います。
震災の記憶がおぼろげになっている子どもたちにとって、興味深く読むことができる内容ですね。
7年かけてのご出版・・まさに、満を持してということでしょうか。
全編に、仙台愛にあふれています!仙台の皆さんは大喜びすることでしょう。
伊達武将隊の皆さんも、うれしかったでしょうね~。目に見えるようです。
幸せの本ですね!
本の中にもフレーズが出てきますが、震災直後は、私も同じでした。
世界が色を失って、白黒写真のようにしか見えなかった・・。そんな時、佐々木ひとみさんは、伊達武将隊に勇気をもらったといいます。
その時の感動を、このような作品に昇華されたことを、同じ宮城の作家として(と言って良いですか?)尊敬いたします。
本の奥には、拙書「仙台真田氏物語」も載せていただいたようですので、相乗効果でたくさんの人に読んでもらえたら、うれしいです。
佐々木さんとは「宮城の児童文学を盛り上げたい」と話していますが、この作品が、その先鞭となってくれると思います。

コメント

_ roku ― 2018/06/27 08:08

どじょうさん、お忙しい中読んでいただき本当にありがとうございます<(_ _)> どしょうさんの言葉を励みに、また次に向かって歩き出します。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

_ どじょう ― 2018/06/27 17:50

roku様 みんなが幸せになれる本・・いいですね!おめでとうございました~!

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