青田2018/07/21 06:55

連日の猛暑。
田んぼの稲もぐんぐん成長しています。
青田の爽やかさに、ほんのひとときほっとして。
水田雑草のオモダカの花が花盛り。
世が世なら、太陽がじりじり照りつけるなかを、日がな一日田んぼの草取りをしなければいけなかったことでしょう。...
先代さんたちの苦労を思います。




ガラスの梨2018/07/21 09:08

越水利江子先生、渾身の作品ー「ガラスの梨ーちいやんの戦争:ポプラ社」
実のお母様の戦争体験をモデルにしています。
牧野千穂さんの素晴らしい挿画が、その時代を生きている、普通の人々の、暮らしの温もりを感じさせてくれます。
ともに働いた馬を川の水で冷やす「冷やし馬」という情緒豊かな言葉。
そんな優しい心を持つ日本の人々が、過酷な戦争に巻き込まれていきます。
主人公の笑生子は、大好きな兄を戦場に送り、大阪空襲の地獄を目の当たりにし、生き延びた後も、餓えと病気の母を抱えながら、懸命に生きていきます。
空襲の場面は胸がドキドキするほど過酷でした。
本当にむごいことが行われたと感じずにいられません。
越水先生は、あとがきの中で「親子で読んで語り合ってほしい」とのべています。
戦争の記憶を持つ人が、次次と退場する今、私たちは「戦後ではなく戦前」を生きているのだと言う言葉を、どこかでみたことがあります。
多くの人の犠牲の上に、今の平和があることを改めて感じました。
笑生子の名前のように、この世に生まれてきた子は、笑って生きてほしいです。
読み進めるなかで、登恵美姉やんの、毅然とした生き方にも、勇気をもらいました。