盲導犬引退物語2019/11/05 10:25

台風後に読むことができなかった本を、やっと、少しずつ読めるようになってきました。
沢田俊子先生の「盲導犬引退物語:講談社青い鳥文庫」
*盲導犬は、年をとったらどうなるのでしょう。あなたは考えたかとがありますか?
本は、そんな問いかけから始まります。
盲導犬は、10年ほど働くと、体の動きも衰えてくるため、引退します。(この事実も、よく知られていないかもしれません!)
引退した盲導犬を引き取り、安らかな余生を過ごせるように尽力した人たちの、5つの感動の物語が紹介されています。
盲導犬としての役割は終えても、それぞれの家庭で、心の支えになったり、介護について考えさせてくれたり、大きな存在になっていくのですね。
単行本から文庫化されるにあたり、盲導犬になるための小犬を育てる人の物語がひとつ加筆されました。
盲導犬についての理解も広まります