どじょう日記

広島在住の作家、巣山ひろみさんの「パンフルートになった木:こがしわかおりさん絵:少年写真新聞社」
広島のある小学校の校庭に根を張るカイヅカイブキの木は、子どもたちの歌声を聞きながら過ごしていました。ところが、恐ろしい爆弾がおち、人々と一緒に木も炎に包まれます。
やがて、生き残った部分から葉が芽吹き、木はパンフルートに生まれ変わるのです。
実話に基づき、平和を伝える絵本。
巣山さんの切実な想いも、伝わってきます。
こがしこわさんの絵も、歌声やパンフルートの音色が聞こえてきそうで、素晴らしいです。
絵本という形で、幅広い年代に、原爆や戦争の悲惨さを、確かに、伝えることができると思います。

うれしい。数日前から予感がありましたが、穂が出始めました！
実を結ぶためのとても大事なとき。
この時期に水に浸かってしまうと、実りません。
田んぼには、ダム機能、日本人の原風景、生物多様性の宝庫など、素晴らしい機能はあるけど、何よりも食糧生産の場です。
今年の実りが無事にもたらされますように。

河北新報:夕刊:毎週木曜日連載「杜都街夕暮れ１２の物語 佐藤勝則さん絵 堀米薫作」
8月6日の第9話は「一番星」。
夕暮れの空に輝く、一番星の視点から語られる、ある家族のほのぼのとした物語です。
第１話「夕焼け友達」第２話「逢魔が時」第３話「茜空」第４話「夕映え」第５話「たそがれ」第６話「ヒグラシ」、第７話「夕げ」、第8話「マジックアワー」、そして第9話「一番星」。
次の物語は？お楽しみに～❗
*河北新報販売部から、バックナンバーもお求めいただけます♪

お知らせです。
東北放送ラジオ「ロジャー大葉のラジオな気分」http://www.tbc-sendai.co.jp/02radio/rkibun/index.html
15:10頃～15:20頃『みちのく妖怪ツアー　古民家ステイ編』の朗読があります☆
８月10日（月）～14日（金）
「隅の婆さま　山形の家　野泉マヤ作」（安東理紗アナウンサー）
８月17日（月）～21日（金）
「河童　岩手の家　佐々木ひとみ作」（後藤舜アナウンサー）
８月24日（月）～28日（金）
「三吉鬼　秋田の家　堀米薫作」（大久保悠アナウンサー）
アナウンサーの朗読によるみちのく妖怪ツアーの世界を、ぜひお楽しみくださいね！