アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士2021/01/30 08:51

おおぎやなぎちかさん作「アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士 江頭大樹 絵 くもん出版」。
陸奥国の金に目をつけた大和朝廷は、蝦夷支配に乗り出します。
しかし、まつろわぬ民…アテルイは、エミシの頭領として朝廷軍と戦います。
坂上田村麻呂と激しく戦った後、停戦を受入上京しますが…。
本書では、アテルイの少年時代から最後までを、躍動感あふれるタッチで描かれています!
資料の少ない部分を、作者の世界観を投影させながら構築するわけですが、よくぞここまで!と感嘆。
戊辰戦争もそうでしたが、東北の風土には「まつろわぬ民」としての精神が残っているはず。
改めて、そう感じました。
ちなみに、角田市の斗倉寺は、蝦夷懐柔のために田村麻呂が建立したという説もあります。
東北には、田村麻呂との戦いの痕跡があちこちに残っているのです。