中嶋彰子ソプラノコンサート2010/09/25 20:13


知り合いに、クラッシックのコンサートチケットをもらった。
稲刈りにもならなかったので、行ってまいりました。
ウイーンで活躍の中嶋彰子さんのソプラノコンサート。
美貌と才能にあふれた、きらめく宝石のよう!
前夜のベンダ・ビリリと、また別な世界である。
おかる、しばし考えました・・・。
両者を同じに論じることはできない。
しかし、音楽というところでは同じなのである。
神様からのギフト(才能と恵まれた環境)を、たゆまぬ努力で磨き上げ、熾烈な競争を勝ち抜いてきた中嶋さん。
コンゴの路上から、音楽で世界のひのき舞台へ飛び出していったベン・ダビリリ。
音楽性や技術の素晴らしさももちろんだが、おかるの場合は、結局は音楽を通して、「人間」を見て、感じているのかもしれない。

スタッフ.ベンダ.ビリリ2010/09/24 21:30

土曜に隣町で、スタッフ・ベンダ・ビリリのコンサートがある。
残念ながら、別件が重なったため、前夜交流会に行った。
ベンダ・ビリリとは、アフリカでも最貧国といわれる、コンゴのキンシャサで生まれたバンドだ。
ポリオ予防接種も福祉も満足にもない国で、肢体不自由の体で音楽を奏で、ダンスまで踊る。
ストリートチルドレンに音楽を仕込み、自らのバンドで育ててもいる。
彼らの活動は今年のカンヌ映画祭でドキュメンタリー映画として上映され、世界的に反響を呼んだ。
交流会では、曲のお披露目は1曲だけ。でも、体の中からわいてくる音楽に、こちらも体が動いてくる。
メンバーと、通訳(フランス語)を通してお話もできた。

空き缶にギターの弦を張った手作りの楽器。
これで、おおよその音階を作り出してしまう。(弾かせてもらった)
「ベンダ・ビリリ」とは「外見をはぎ取れ・精神の内面を見よ」という意味だ。
「俺たちはやる」「人間に再起不可能なんてことは絶対にない」
超前向きなメッセージソングを、彼ら自身が体現している。
リーダーのパパ、リッキーの、暖かい笑顔が印象に残った。

川井郁子コンサート2009/01/17 21:05

昨日の演歌から一転、川井郁子ヴァイオリンコンサートへ行く。

川井さんは、ヴァイオリンを奏でるまさに、ヴイーナスであった。

あまりに美しさに、男性陣は大喜びだったはず!

おかるも、音楽半分、美しさ半分で茫然としておりました。

パイプオルガンコンサート2007/12/14 23:20

クリスマスパイプオルガンコンサートへ行く。

パイプオルガンのコンサートは、他の楽器と違って、演奏者の背中を見ることになる。

背中をずっと見るのは、和太鼓と指揮者ぐらいかも?

メシアンの現代曲と、ジャズ風きよしこの夜は、耳慣れぬ不協和音に皆、戸惑いの色を隠せなかった。

しかし、両手を使った上に、足まで何であんなに動くの?と聞きたくなる妙技にブラボー!

コンサート後は、キャンデイーのクリスマスプレゼントをもらって、にこにこで帰った。

アメイジンググレイス2007/11/01 21:18

市民文化祭の開会式に出席。

わが町在住の、月の輪まりこさんのアイリッシュハープ演奏が、華を添える。

庭の千草、浜千鳥、浜辺の歌、埴生の宿などなど。いい曲だったよなあ、とあらためて感じさせてくれた演奏。

アンコールは、アメイジンググレイス。

いい音楽で癒されたところで、帰りがけに、一人の婦人に呼び止められる。

「家の光読みましたよ。孫に、もえちゃんのお話し読んで聞かせて、とせまがれています」

夢のようなお言葉に、感激雨あられ。まさに、アメイジンググレイス!

また言いお話を書きたいな・・という気持ちが、ふつふつと沸いてきた。

西村由起江コンサート2007/10/28 18:10

娘と行きました。西村由起江コンサート。

作曲家三枝成彰先生とのトークも、抜群の切れ味。どこまで展開するのか、どきどきのコメントにも、きちんと先輩の三枝先生をたて、きっちりまとめる頭の良さに、惚れ惚れする。

後半は、心にしみる音楽に、思わずあふれ続ける涙涙・・。

会場には、目頭を抑える人やテイッシュ広げる音が・・。みんなも、涙腺開いちゃったんだな・・。

ピアノといえば、クラッシックコンサートしか行ったことがなかった。

初めてのジャンルに、新鮮な感動があった。

もちろん、CDにサインももらい、るんるんで帰った。

いつも思うのだが、演奏者の人間性が伝わってくるのがうれしい。

上質の人間に出会うことの喜びが、満ち溢れていた今日のコンサート。

西村由起江さんは、癒しの巫女であった。

ジャーマンブラスバンド2007/09/23 20:41

お彼岸の今日、コンサートに行った。

金管のみで編成されたジャーマンブラスバンド。

第1部は、クラッシックのプログラム。卓越した技術と編曲で聞かせる。

第2部は、客席のそばからトランペット隊が登場し、がらりとポップな雰囲気へ。

ジャズ、ボサノバ、タンゴと自由自在。

極めつけは、アンコール。トロンボーンだけの曲ということで聞いていると、次第に小さなサイズのトロンボーンが登場。

手のひらサイズ゙のミニトロンボーンの登場と演奏に、会場は笑いと拍手に包まれる。

お堅いクラシックから離れ、久しぶりに楽しいコンサートだった。