トルコ人の弾くトルコ行進曲2006/10/08 20:19

台風崩れの大雨で、またもや稲刈りはおやすみ。

娘、夫の3人で、ファジル・サイのコンサートに行ってきた。

ファジル・サイ。トルコ人の人気作曲家にしてピアニスト。

人によっては、ピアニストの前に、「迫力の、狂気の、怒涛の」という形容詞をつける。

司会の三枝先生が「変なピアニストです」といっていた。私は、その説を推す。

曲目は、モーツアルト、「きらきら星変奏曲」「ピアノソナタ トルコ行進曲つき」ベートーベン、「テンペスト」「熱情」バッハ、「シャコンヌ」

ポピュラーな選曲だと思ったのが大間違い。大胆かつ自由な解釈で、こんなモーツアルトもベートーベンも初めて聞いた。

ピアノとともにきこえる、ふしぎなうなり声!?なんと、ピアニスト本人が、鼻歌を交えて演奏しているのだ。fffで鍵盤をたたくときなど、アターック!といった感じで「ンガ!」と声が入る。

開いた片手で、宙を漂う音を掴み取ろうとするような動き。椅子からずり落ちるのではと心配になるほどの、自己陶酔型演奏。あの顔で迫られて、一番前の席の人、大丈夫だったかしらん?

とにかくびっくり!そのせいか、楽章の間の「間」は、みなが息をのんでの完全なる無音状態。それにも、再度びっくり!

いい意味で、常識を打ち破ってくれたコンサートだった。

森麻季コンサート2006/09/16 21:44

夜、夫と二人で、ソプラノ歌手、森麻季のコンサートへ行った。

透明感がある声が、会場との相性がいいのか、良く響く。まるで天井から声が降って来るようだった。

黄緑のドレスで登場し、技巧を駆使した歌曲で華々しくスタート。次は、黒のドレスに着替え、レクイエムを三曲。

白のドレスで、日本の曲「浜辺日歌」「初恋」「からたちの花」をうたう。会場からは、思わず「うむ~」という、感嘆のため息がもれる。

最後は、真紅のドレスで、プッチーニ、ベルデイの歌劇から三曲。

間に、作曲家、三枝成彰先生の薀蓄話が華を添える。

アンコールは、白石のために三枝先生が書き下ろした「白石子守唄」。本当にいい曲だと思う。そしてこうして、第一線の演奏家に歌われ演奏されるこの曲は、白石市の、「宝物」だとうらやましく思った。

森さんは、明日のNHK教育テレビの番組「トップランナー」に出演するという。絶対見なくちゃ!

ヘンゼルトとグレーテル2006/08/04 23:09

夜、二期会のオペラ、「ヘンゼルとグレーテル」を観に行った。

隣町の音楽ホール十周年記念イベントとして、無料招待券が当たったのだ。

日本語の歌詞が、微妙にメロデイーにあわないのか、歌詞が聞き取りづらいところもあった。だが、オーケストラに豪華な舞台美術。まさに、総合芸術だ。

親子鑑賞会なので、子供もたくさん来ていた。騒いでる子供、客席でスナックを食べる子供・・・。せっかくなら、コンサートマナーを身に付ける機会にしてほしい。

無料鑑賞会は、文化の裾野を広げるために必要だろう。だが、やはり身銭を切って足を運ぶことが、おろそかになっては、文化は育たないような気もする。(とはいえ、今回の招待券はありがたかった!)

贅沢なひと時。フイナーレの最後の合唱の場面では、感動のあまり眼頭を抑える人もいた。

超多忙の中、ぎりぎりに駆けつけた夫は、冷房と音楽の中で、心地よい眠りについていた。私にとっては、夫のやすらやな寝息と、音楽がベストマッチな夜であった。

村治香織 コンサート2006/06/04 23:04

昨日の夜、村治香織のギターコンサートに行きました。
ギター1本のコンサートは初めて。
舞台に現れた村治さんは、蒼い衣装が、まるで青筋アゲハの妖精のよう!


白く光を集めた舞台が、いつもより広く感じられます。超絶技巧なのに、軽やかに繰り出される音楽。彼女と言う人間が、ギターと言う楽器を通し、音楽の響きに乗ってつむぎだされていくような錯覚に陥りました。

武満徹編曲のビートルズナンバーも、すばらしかった!

自分の言葉で、話をする彼女。トップを走ることが出来る人間に備わる、オーラのようなものも感じました。

音の響きを、思う存分堪能した夜でした。

岡本知高コンサート2006/02/26 15:38

キューブに、岡本知高コンサートに行きました。先立つ、バニラムードのコンサートでは、ついていけない!”と、途中で帰ろうかと思った経験上、不安を抱えて会場へ出向きました。

行って良かったー!!!

会場に響き渡る歌声と、なにより笑顔が飛び切り素敵なんです。ハンサムじゃないけれど、人間のよさがにじみ出てくるんです。始めの衣装は、横を向くとまるでゴジラが歩いているよう。一緒に行った夫も娘も、途中でばおーっと火を吐くんじゃないかと思ったそうです!

ニコニコで帰ってきた、コンサートでした。