あけましておめでとうございます。 ― 2007/01/01 12:53
新年あけましておめでとうございます。
今年は、どんな一年になるか。
一年の計は元旦にあり・・ということばがずしりと響く。
そうべえと二人で、ぎっくり腰模様。年末の仕事の付けが今頃出てしまった。
幸い、子どもたちの力で、豪華お節もできた。子どもに助けられる年になったのかな?
寝正月で始まった今年、取り戻さなくちゃ!
今年は、どんな一年になるか。
一年の計は元旦にあり・・ということばがずしりと響く。
そうべえと二人で、ぎっくり腰模様。年末の仕事の付けが今頃出てしまった。
幸い、子どもたちの力で、豪華お節もできた。子どもに助けられる年になったのかな?
寝正月で始まった今年、取り戻さなくちゃ!
シップ様様 ― 2007/01/02 20:57
おかるの腰の傷みは、だいぶ和らいで、なんとか歩けるようになった。
元旦に、娘に街まで買いに行ってもらった、シップ薬のおかげかも。
実家にご年始に行き、帰りにショッピングモールの初売りへ。
娘達は、初売りで嬉々としてお目当てのものをお買いもの。
おかるは、歩き回ることも出来ず、ベンチで人ごみを眺めて時を過ごした。
家に帰ると、そうべえがさえない顔で、ため息をついている。腰の調子がすこぶる悪い様子。
受験を控えた息子が、そうべえを気遣って餌やりを手伝ってくれる。当てに出来るのも、明日の朝までだ。
おかるも早く腰痛とおさらばして、そうべえを手伝わねばな・・と、シップ様様に願をかけるのだった。
元旦に、娘に街まで買いに行ってもらった、シップ薬のおかげかも。
実家にご年始に行き、帰りにショッピングモールの初売りへ。
娘達は、初売りで嬉々としてお目当てのものをお買いもの。
おかるは、歩き回ることも出来ず、ベンチで人ごみを眺めて時を過ごした。
家に帰ると、そうべえがさえない顔で、ため息をついている。腰の調子がすこぶる悪い様子。
受験を控えた息子が、そうべえを気遣って餌やりを手伝ってくれる。当てに出来るのも、明日の朝までだ。
おかるも早く腰痛とおさらばして、そうべえを手伝わねばな・・と、シップ様様に願をかけるのだった。
ナポリン様様 ― 2007/01/03 21:44
今日は、腰痛に効くという、ナポリン錠を購入。
のんでみたら、ちょっぴり痛みが治まったような気もするが、気のせいか?
夜は、「あいだみつを」入浴剤をお風呂に投入。
パッケージに印刷してある、あいだみつをの、ありがたい言葉を唱えながら、時間をかけて温泉気分でリラックス。
すっかり、寝正月三昧の3が日になってしまった。こんなにゆっくり過ごした年もなかったかもしれない。
おかげで、3冊も本を読んだ。
明日の朝は、パリッと起きられるかな?
のんでみたら、ちょっぴり痛みが治まったような気もするが、気のせいか?
夜は、「あいだみつを」入浴剤をお風呂に投入。
パッケージに印刷してある、あいだみつをの、ありがたい言葉を唱えながら、時間をかけて温泉気分でリラックス。
すっかり、寝正月三昧の3が日になってしまった。こんなにゆっくり過ごした年もなかったかもしれない。
おかげで、3冊も本を読んだ。
明日の朝は、パリッと起きられるかな?
凍み畑かんこ。かた畑かんこ ― 2007/01/04 21:38
穏やかな晴天が続く。夜のうちの放射冷却で、朝は霜で一面真っ白だ。
こんなときの、おかるのひそかな楽しみがある。
痛む腰をさすりながら、すぐ目の前の畑に出て行く。
畑は霜が立って、カチカチに凍り付いている。
お目当ては長ネギ。朝の味噌汁に入れてやるのだ。
畑の土の上には、長靴のあとが氷になってそのままの形で残っている。まるで、月面着陸の足跡だ。不思議な造形に、おかるは、思わず見とれてしまう。
そうそう、朝ごはんの支度を急がねば。おかるは真っ白に霜をかぶった長ネギに手をかける。ネギは、キン!と冷たくコチコチにかたい。ネギの中に流れる液体が、一本の氷の棒に変化しているのを感じる。
おかるは、ネギを手折らないよう、ぐりぐりとまわすようにして、畑の土からネギを抜き取る。
目の前が、自分の白い息でかすむ。頬にもぴりぴり冷たい空気が爪を立てる。
おかるは、真っ赤になった手でネギを4,5本つかむと、家に舞い戻った。当座使うネギを、ぬるま湯を張った洗い桶に投げ込む。
凍みたネギが、ほ~っと緩んでいくのが分かる。
〈温泉につかってる見てえだな・・)
寒さに身構えていたおかるの心も、思わず緩む。そのまま、とんとんとネギを刻み、朝のお味噌汁の出来上がり。
そうべえは、朝の出来事の、何にも知らずにうまそうに味噌汁を飲んでいる。
(それでも、いいべな・・)おかるも、ずずずと味噌汁を飲んだ。
胃袋の中で、ネギの辛味が、熱い物にぽっと変わった。
こんなときの、おかるのひそかな楽しみがある。
痛む腰をさすりながら、すぐ目の前の畑に出て行く。
畑は霜が立って、カチカチに凍り付いている。
お目当ては長ネギ。朝の味噌汁に入れてやるのだ。
畑の土の上には、長靴のあとが氷になってそのままの形で残っている。まるで、月面着陸の足跡だ。不思議な造形に、おかるは、思わず見とれてしまう。
そうそう、朝ごはんの支度を急がねば。おかるは真っ白に霜をかぶった長ネギに手をかける。ネギは、キン!と冷たくコチコチにかたい。ネギの中に流れる液体が、一本の氷の棒に変化しているのを感じる。
おかるは、ネギを手折らないよう、ぐりぐりとまわすようにして、畑の土からネギを抜き取る。
目の前が、自分の白い息でかすむ。頬にもぴりぴり冷たい空気が爪を立てる。
おかるは、真っ赤になった手でネギを4,5本つかむと、家に舞い戻った。当座使うネギを、ぬるま湯を張った洗い桶に投げ込む。
凍みたネギが、ほ~っと緩んでいくのが分かる。
〈温泉につかってる見てえだな・・)
寒さに身構えていたおかるの心も、思わず緩む。そのまま、とんとんとネギを刻み、朝のお味噌汁の出来上がり。
そうべえは、朝の出来事の、何にも知らずにうまそうに味噌汁を飲んでいる。
(それでも、いいべな・・)おかるも、ずずずと味噌汁を飲んだ。
胃袋の中で、ネギの辛味が、熱い物にぽっと変わった。
たそかれ ― 2007/01/05 20:45
腰痛のおかげで、本をたっぷり読んだ。
梨木香歩「西の魔女が死んだ」。米原万里「他諺の空似」。小関智弘「職人言葉の技と粋」。中村柾子「絵本は友だち」。そして、朽木祥「たそかれ」。
「たそかれ」は、「かはたれ」の続編に当たる。「かはたれ」は、子河童の八寸が、人間の少女、麻の心の成長に深くかかわる物語だ。
「たそかれ」は、河童の不知の心の救いの物語。ここに、八寸や麻、さまざまな人物がかかわる。
河童と言う不思議な存在を軸としてめぐり合う人々。一瞬、萩尾望都の「ポーの一族」を思い出してしまった。
「たそかれ」は、薄暗くなった夕方は人の顔が見分けにくく、「誰だあれは」という意味で「誰そ彼(たそかれ)」と言ったと言う。妖魔が行き来する、魔の時間ともとらえられていたらしい。
また、「かはたれ」は、「彼は誰(かはたれ)」と言う意味だと言う。
魔法のエッセンスの中で、寂しさとはかなさの同居する「たそがれ時」のような本だ。だが、読後は、ほのぼのとあたたかさと希望が残る。
挿絵も良い。
シリーズ化されるのでは・・と言う淡い期待は、かなえられるだろうか?
梨木香歩「西の魔女が死んだ」。米原万里「他諺の空似」。小関智弘「職人言葉の技と粋」。中村柾子「絵本は友だち」。そして、朽木祥「たそかれ」。
「たそかれ」は、「かはたれ」の続編に当たる。「かはたれ」は、子河童の八寸が、人間の少女、麻の心の成長に深くかかわる物語だ。
「たそかれ」は、河童の不知の心の救いの物語。ここに、八寸や麻、さまざまな人物がかかわる。
河童と言う不思議な存在を軸としてめぐり合う人々。一瞬、萩尾望都の「ポーの一族」を思い出してしまった。
「たそかれ」は、薄暗くなった夕方は人の顔が見分けにくく、「誰だあれは」という意味で「誰そ彼(たそかれ)」と言ったと言う。妖魔が行き来する、魔の時間ともとらえられていたらしい。
また、「かはたれ」は、「彼は誰(かはたれ)」と言う意味だと言う。
魔法のエッセンスの中で、寂しさとはかなさの同居する「たそがれ時」のような本だ。だが、読後は、ほのぼのとあたたかさと希望が残る。
挿絵も良い。
シリーズ化されるのでは・・と言う淡い期待は、かなえられるだろうか?
1月の蛙!? ― 2007/01/06 21:06
今日も雨降り。道路は、梅雨時か、はたまた台風が来たときのごとく冠水している。
夜、息子を塾に送り届けるとき、目の前をぴょんぴょんと跳ねていく生き物を目撃。
「げ!蛙だよ!」
1月に蛙とは驚いた。実は、12月に、例の「爆弾低気圧」がやってきたときにも、目撃していた。
「熊の冬眠、出来ないんじゃないかな・・」ぼそりと息子。
「へ?熊?」
「巣穴に雨が入って、ぬれてやしないかな・・」
息子の心配もさもありなん。雪に囲まれて眠っているはずの熊も、今頃浸水被害に悩んでいるかも知れぬ。
明日の午前中は、ぐっと寒気が入る予報。
蛙くんよ、早く土の中にもぐりなされ!
夜、息子を塾に送り届けるとき、目の前をぴょんぴょんと跳ねていく生き物を目撃。
「げ!蛙だよ!」
1月に蛙とは驚いた。実は、12月に、例の「爆弾低気圧」がやってきたときにも、目撃していた。
「熊の冬眠、出来ないんじゃないかな・・」ぼそりと息子。
「へ?熊?」
「巣穴に雨が入って、ぬれてやしないかな・・」
息子の心配もさもありなん。雪に囲まれて眠っているはずの熊も、今頃浸水被害に悩んでいるかも知れぬ。
明日の午前中は、ぐっと寒気が入る予報。
蛙くんよ、早く土の中にもぐりなされ!
成人式 ― 2007/01/07 20:22
今日は、地元市の成人式が行われた。
おかるとそうべえの長女も、成人式に出席。
早朝薄暗い中を、おかるは娘を美容院へ送り届けた。自分も来賓として出席するための身支度を整え、着付けの出来上がった娘と会場へ。
見事な振袖の娘達が、小鳥のようにさえずる。はかま姿と背広姿もりりしい(?)青年達が闊歩する。
大きな混乱もなく、式は終わった。
成人式のあり方について、賛否両論さまざまな意見がある。が、人生の節目を自覚するための儀式は必要だと思う。
おかるもそうべも、娘の振袖に思わず心が浮き立つ。ちなみに、振袖はおかるの娘時代に仕立ててもらったもの。
もっと着せておきたいのに、娘は「苦しい」と言って、お昼を食べるなり、するすると着物を解いてしまった。
大人の自覚は出来ただろうか。娘は、成人式の前日、映画「硫黄島からの手紙」を観て来たと言う。
おかるとそうべえの長女も、成人式に出席。
早朝薄暗い中を、おかるは娘を美容院へ送り届けた。自分も来賓として出席するための身支度を整え、着付けの出来上がった娘と会場へ。
見事な振袖の娘達が、小鳥のようにさえずる。はかま姿と背広姿もりりしい(?)青年達が闊歩する。
大きな混乱もなく、式は終わった。
成人式のあり方について、賛否両論さまざまな意見がある。が、人生の節目を自覚するための儀式は必要だと思う。
おかるもそうべも、娘の振袖に思わず心が浮き立つ。ちなみに、振袖はおかるの娘時代に仕立ててもらったもの。
もっと着せておきたいのに、娘は「苦しい」と言って、お昼を食べるなり、するすると着物を解いてしまった。
大人の自覚は出来ただろうか。娘は、成人式の前日、映画「硫黄島からの手紙」を観て来たと言う。
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