子牛が生まれました。2008/05/30 21:45

娘たちを学校へ送りとどけたおかるのもとに、そうべえから緊急連絡。

『難産! 至急援助頼む!」

おかるが牛舎に駆けつけると、子牛は生まれていた。

が!そうべえ、子牛を逆さづりにしてぶんぶん、揺さぶっているではないか?

「お前さん、何しとる?!」

「逆子かと思う生まれ方だったから、喉に詰まったかもしれない羊水をおとすのさ」

それから、そうべえと母牛が子牛の体をきれいにふいてやった。

母牛の力は強く、小さな子牛はなめ取られた反動で腹を上にしてひっくりかえる勢いだ。

「よしよし、これでよし、腹までなめてもらえ」

おかるとそうべえもほっと安堵。

コメント

_ M ― 2008/05/30 22:00

いやいや、よい子が無事生まれてよかったですね。
僕もお産は一番好きな仕事です。今夜も2時にうちから16kmの農家さんでお産予定。
なぜか僕が自宅にいる時に限って夜中のお産依頼が多いんですよ(笑)。今夜の子は、うちのKちゃんが昨日の昼間の2時に分娩誘発剤を打ったからなぁ。彼女は今日は休暇だし(笑)。がんばります!

_ どじょう ― 2008/05/31 09:38

>M先生 まあ、夜中の分娩は体にこたえますね。K先生が打った誘発剤は、M先生の夜なべ仕事まで時間計算の上だったりして!?
M先生が一番お好きなしごとがお産・・・わかります!子どもが生まれる瞬間は、何度見てもいいものですね。

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