ハロウイン2009/11/01 20:31

昨日は、ハロウイン。

お祭り気分だけは同調して、楽しく過ごせるならそれで良しとしよう。

娘が、カボチャパイを作ってくれた。

模様も、型紙をきれいに切って、レシピどおりにきっちり吟味して作成する。

はあ~。超大雑把な人種であるおかるには、とうていいまねが出来ません。

でも、美味しくてニコニコです!

寒い2009/11/02 22:28

寒い!最高気温が12度。

ストーブをたいて、ひたすら原稿書き。

明日は雪が降るかもしれません。ぶるぶる。

夜、息子のかねてからのお勧めであったので、DVDの「感染列島」を観た。

新型インフルエンザとかぶる所もあるが、最後の言葉がきらりと光った。

「たとえ明日地球が滅びようとも、自分はリンゴの木を植えたい」

そうべえの宝物2009/11/03 16:09

毎年楽しみにしている、牛舎のそばに出てくる「はたけしめじ」。

山からの落ち葉が積もって、ふかふかになった腐葉土の上に、真っ白な姿を現す。

去年は天候不順のために、姿を見ることがなかった。

「今年は出たぞ!」と、そうべえも、わくわく。

ところが、いたずらカラスがキノコをつつきにやってくる。

怒りのそうべえ、テグスを念入りに張り巡らしきのこを防御する。

いよいよ食べごろになった様子。そうべえから指示がある。

「ザルもってって、とって来いな」「あいよ」

「大きいのだけとるんだぞ」「あいよ・・・」

「きのこを汚さないようにな」「もう~、わかったよ」

そうべえの宝物なんだものねえ。

じっちゃんに掘ってもらった里芋と、長ネギとキノコと豆腐をあわせて、美味しいおつゆを作ってあげますからね。

つや姫様2009/11/04 20:38

山形の期待の品種「つや姫」様が、我が家におこし下された。

米どころ、秋田のお友達が、米作りの参考にと送ってくれた。

「つや姫」の噂は聞いていた。鳴り物入りでデビューしたと聞く。

さっそく炊いて試食する。

まず、米粒が長くて大きめ。香り良し、味も良し。

なんと言っても、長い米粒の食感がインパクトがある。

昨今は、コシが強く、インパクトのある米が好まれるという。

それは、日本人が米をあまり食べなくなった証でもある。

米の世界も、アナログからデジタルへ・・・。

米作りの道はまだまだ奥が深い。

勉強になりました。敦子さん、ありがとう!!!

中央アジア・コーカサスの夜2009/11/05 22:14

今日から、JICAの農業研修生が角田にやってきた。

タジギスタン、アゼルバイジャン、ウズベキスタン、カザフスタン、トルクメニスタンの5カ国から総勢19人。

我が家では、恒例のホームステイが引き受けられなかったが、12日の農業研修の受け入れ予定。

歓迎会のテーブルでは、トルクメニスタンのオルジコフさんと同席。

身に付けた民族衣装は、日本の着物に似ていた。

羊の毛で作った帽子はふかふかで温かい。

これまで、南米、アフリカ、オセアニアなど世界各地から研修生を受け入れてきたが、コーカサスの人々は非常にまじめな印象である。

でも、バリアフリーが信条の角田の百姓でござる!

演歌や民謡に合わせて踊りを披露するうち、コーカサスの人々もしだいにく雪解けしていく。

最後は「カチューシャ』の調べにあわせ、日本とコーカサスの心がひとつになって、踊りに手拍子に大盛り上がり!

その間、おかるはレストランのピアノでがんがんと伴奏。

熱狂の踊りが終わった頃には、指先がジンジンするほどでした!

講演2009/11/06 21:09

就学時検診の保護者方を対象の、講演に行く。

電車を乗り継ぎ、塩釜へ。

T校長先生とは9年来のお付き合いになる。

今年も、わざわざ呼んで頂いた。

皆さんと絵本コミュケーションを楽しんだ後は、校長先生に駅まで送っていただく。

さすが、海の街だけあって、町中いたるところに、かまぼこやさんがずらり。

お土産、ありがとうございました!

*お友達のSaffiさんとpちゃんが、小川未明文学賞でともに優秀賞をゲットされました!おめでとうございます。

saffiさんには、先日200枚を越える長編原稿を見せていただきましたが、さすが東大法学部卒!破綻なくきっちりとお話が進んでいくことに、驚きました。

お二人とも、納得の受賞です。おめでとうございます!

saffiさんのブログhttp://saffibarinkay.blogspot.com/
pちゃんのブログhttp://sky.geocities.jp/picoramans/

朝霧の立つ川2009/11/07 20:52

ひでじいさまこと高橋秀雄さんの新刊「朝霧の立つ川」を読む。

季節風大会で、サインを入れていただいた貴重な一冊!

貧しさの中で、けなげに弟の面倒を見ながら必死で毎日を生きる姉ちゃんの姿が、切なく胸に訴えかけてくる。

冒頭の文章から、読むごとに圧倒される。

余分な装飾は一切なく、内面に深く向き合おうとする姿勢が、文章から滲み出してくるからだ。

「父ちゃん」シリーズの、悟一やんが登場したときは、心の中でやんやの拍手!

貧しいことは悲しく哀れでもあるが、主人公の姉ちゃんが、自分の中のプライドをしっかりと自覚し,凛として歩き出す姿は本当に美しい。

農村が舞台だから、昔の情景と今と、かぶる部分はある。

イナゴの佃煮の味が「こげた魚のよう」で、「たくさん食べると喉に詰まったようになる」くだりは、「そうそう!」と相槌を打ちたくなる。

一昔前の子供たちの心情が描かれてあるが、人としての根底に流れるものは時代が変わっても普遍であることを実感させてくれる物語。

だからこそ、今の時代の子供たちに届きますように!