身につまされます・・2010/06/28 22:22



家族の勝手でしょ!:岩村暢子 著(:新潮社)を読む。

お菓子で朝食、夫と妻の昼飯格差、餌場と化した食卓。子供より「私」が大事な主婦の作る食事・・・。

数百枚に上る各家庭の食卓の写真で示した、10年以上に及ぶ徹底的な食卓調査は、説得力がある。

「これはひどいな~」と思いつつ、わが身にも覚えがあるような・・・。

身につまされます・・・。

もうひとつの本は、東京都の管理栄養士、幕内秀夫さんが書いた「変な給食」。

全国の給食献立表からチョイスされた、よりすぐりの変な給食を再現した写真には、思わずのけぞる。

それに、[突っ込みか!]いいたくなるような、ユーモアあふれるキャッチコピーが,
くすりと笑わせてくれる。

しかし、笑いの裏に潜む、深刻な問題が・・!
酢豚とジャムトースト、豆腐のカレー煮とココア揚げパン、「甘食、キムチラーメン、キャベツとソーセージの蒸し煮」という組み合わせはミラクルである。

でもどことなく身に覚えがあるところが、居心地悪し・・・。

ちゃんと料理しなくちゃ!と思わせてくれる本です。

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