日本ボランテイア学会2012/07/01 22:02

そうべえが、浦和で開催された「日本ボランテイア学会」にお呼ばれしました。
「3.11の分断を越えて―作る、食べるつながる」の分科会に、スピーカーとして出席しました。
朝家を出て、夜の8時に新幹線の駅に着きました。
「お前さん、何しゃべってきたのや?」「どんな人が集まったのや?」「何か得るものはあったのかや?」「面白い出会いはあったのかや?」
おかるは、興味津々、質問攻めです。
そうべえは、なかなかのおしゃべり上手(おかるのひいき目かな?)。
「好き勝ってなことしゃべってきた」そうですが、どうだったのかなあ。
新幹線を乗り違えて途中下車したため、お土産は、なぜか宇都宮餃子でした~。

家の光8月号2012/07/02 10:00

同じ時期に、家の光のお仕事を2つさせていただきました。
一つは「ちゃぐりん8月号:ショートストーリー:いのり」です。
そして「家の光8月号:ルポ:それでもモモは実り稲は育つ」です。
記事の紹介は、以下でご覧いただけます。
http://www.ienohikari.net/press/hikari/backnumber/000501.php
福島市のJA伊達みらいの農家さんをおじゃまして、取材しました。
福島の事を思うとき、今もって、どうしても、気持ちをおさえられない時があります。
実家に帰る時は、4号線を車で走りますが、国見峠から福島盆地を見ると、涙が流れてしまうのです。
失った言葉を・・・・少しずつとりもどしたいと思います。

ろうそくの夜2012/07/03 17:04

夕べ、パソコンに向かっていたら、いきなりバチリと電気が消えました。
原稿書いてなくてよかった~。(レシピ検索してました^_^;)
停電はなかなか復旧せず、震災の時にお世話になったロウソクをひっぱりだしてきました。
電気の無い生活はつらいものがありますが、無ければないなりにやっていけそうな気もするものの、やっぱりつらそうだし、どうなんでしょう・・・・・複雑な所です。
テレビの音も消えて、静かです。
窓の外からしみ込んでくるように、カエルの鳴き声が聞こえてきました。
外を見ると、ちょうど月明かりで、生気を失ったようなモノクロの木々が、輪郭を白く映し出しています。
電気が無い事で、余分なものがそぎ落とされていきます。
1時間が過ぎようとして、やることもなく、眠くなってきました。
震災の停電続きの頃は、なんと8時には寝てたっけな~と、思い出したところで、パッと電気が復旧。
早速、テレビを見て夜更かしモードです。
こんな事じゃいかん!と思いつつ、人は、安きに流れるの見本でございます(-"-)

今日という日2012/07/04 20:13

ガン!と暑くなりました。
午前中に原稿を一つ送り出し、ほっと一息つきました。
畑のササギが一斉になり出したので、直売所に出荷しました。
自家用の、大きなボールに3杯分のササギを下ごしらえして、ゆでたり天ぷらにしたり・・、ササギだらけです。
ただ今、体の半分は、ササギでできているような気がいたします。
夕方、超多忙のそうべえが、「暑くて体にこたえる」と、飲み物を求めて家に入ってきました。
実は、そうべえ、毎月一度水曜の夕方に、ラジオ出演しております。
時間になると、キャスターさんから電話がかかってきます。
そうべえの話を、隣室にて、生で聞いておりました。
音を立てないように、くしゃみも我慢してと・・。
しか~し、よどみなく、かまずによくしゃべれるもんだねえ、と感心です。(でも、かみそうになったのも、2か所あったのもチェックしましたよ!)
無事出演を終え、「お前さん、さすがだね~」とねぎらいますと、そうべえは「は~、疲れた!」と言いながらデヘヘ顔でした。
夜には、20度まで気温が下がり、少しは救われます。
明日はもっと暑くなるとか・・。
長女が会社の休みで帰ってくるので、何か好物でもお昼に用意したいと思います。

和牛賞味会2012/07/05 19:43

角田和牛部会では、7月28日に、角田産和牛賞味会を開催します。
今日は、ミヤギテレビで密着取材の様子が放映されました。
なんと、東京の芝浦市場にまで足を運んで取材していただきました。
農家は、辛苦の底に沈んだままではいません。
1歩も2歩も踏み出している姿が、賞味会を通して伝わればうれしく思います。

虔十公園林2012/07/06 20:01

「わたくしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
またわたくしは、はたけや森の中で、ひどいぼろぼろのきものが、いちばんすばらしいびろうどや羅紗や、宝石いりのきものに、かわっているのをたびたび見ました。
わたくしは、そういうきれいなたべものや、きものをすきです。
.............虔十はいつもなわのおびをしめて、わらって杜のなかや畑のあいだをゆっくりあるいているのでした。
ある年、虔十はいいました。
「お母、おらさ杉苗七百本、買ってけろ」・・・宮沢賢治:「虔十公園林」より。
明日からアニメ映画の「グスコーブドリの伝記」が公開になります。
息子が「見るつもり」とメールをよこしました。
ちょっと見るのはつらいような気もしますが、いずれ、私も見るつもりです。
そして、あまり知られていませんが「虔十公園林」が好きです。
百姓の心には、虔十がいるような気がしています。

七夕だもの2012/07/07 09:42

せっかくの七夕ですが、大雨です。
「今日は、ゆっくり休むかなあ・・」と、朝から超お疲れモードのそうべえ。
グロンサン片手に、なかなか動きだせないそうべえを残し、一足先に牛舎に向かいました。
それから、重い足取りで、すぐに家に取って返しました。
「お前さん・・悲しいお知らせがございます・・」
「何?」
「牛舎が水びたし・・」
「あちゃ~」
一瞬、そうっべの心にも、どしゃぶりの雨が降ったような・・。
大雨が被害をもたらしませんように。
そうべえが、休めますように。
それから、織姫と彦星が、会えますように~。