夢まぼろし ― 2007/03/06 20:30
昼食を食べお茶を飲み、ちょっとひと息横になる。
ふと、視界にとびこんできたのは、紫も鮮やかなチラシ。
ぼんやり、字ずらを目で追う。
「美川憲一コンサート・・・3月4日・・・。はっ!」
おかるとそうべえが、会員になっている隣の市のコンサートホールの記念事業で、美川憲一のコンサートが企画された。
そうべえは興味が無いという。チケットももったいないので、じっちゃんに勧めてみた。
「話の種に、どうだべ」
じっちゃんは、初めは渋っていたが、物は試しにとついに乗り気になった。行くと決めた日に、カレンダーの横に画鋲でチラシを留めておいたのだ。
それから流れた2ヶ月の月日。
おかるの頭の中は、息子の受験とメリケン国に行っちまった娘のことでいっぱい。コンサートのことは吹き飛んでしまっていた。
「じっちゃん、堪忍してけろ・・・美川憲一、終わっちまった・・」
「ありゃあ。そりゃ、大失敗だなや」
じっちゃんは、本当に残念そうだった。おかるは、無い知恵を絞って考えた。
(そういえば今度の日曜の講演会のチケットがあったな。内閣官房補佐官の中山恭子さん、じっちゃんいくべが・・・?)
「あんたも、おばかね!」
おかるは、一瞬、美川憲一の声が聞こえたような気がした。
ふと、視界にとびこんできたのは、紫も鮮やかなチラシ。
ぼんやり、字ずらを目で追う。
「美川憲一コンサート・・・3月4日・・・。はっ!」
おかるとそうべえが、会員になっている隣の市のコンサートホールの記念事業で、美川憲一のコンサートが企画された。
そうべえは興味が無いという。チケットももったいないので、じっちゃんに勧めてみた。
「話の種に、どうだべ」
じっちゃんは、初めは渋っていたが、物は試しにとついに乗り気になった。行くと決めた日に、カレンダーの横に画鋲でチラシを留めておいたのだ。
それから流れた2ヶ月の月日。
おかるの頭の中は、息子の受験とメリケン国に行っちまった娘のことでいっぱい。コンサートのことは吹き飛んでしまっていた。
「じっちゃん、堪忍してけろ・・・美川憲一、終わっちまった・・」
「ありゃあ。そりゃ、大失敗だなや」
じっちゃんは、本当に残念そうだった。おかるは、無い知恵を絞って考えた。
(そういえば今度の日曜の講演会のチケットがあったな。内閣官房補佐官の中山恭子さん、じっちゃんいくべが・・・?)
「あんたも、おばかね!」
おかるは、一瞬、美川憲一の声が聞こえたような気がした。
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