イエローカードは、ぼくらの旗印2011/04/03 15:20


とんぼ先生の最新刊、「イエローカードはぼくらの旗印」を読む。
脳性まひ、筋ジストロフイー、先天性ミオパチー・・。
障害を持った子どもたちが、電動車いすサッカーを通して、成長し、一日を必死で生きていく。主人公の雄也君、ノア君、和馬君、遼太君・・みんなの成長に、こちらの心もかさなっていく。(ノア君の、まるで哲学者のような言葉に心打たれた)

エピローグの中で、「人はみんな試練を受ける。それがなんであろうと逃れられない」というフレーズがあった。

そして、「春に」という谷川俊太郎の詩もあった。
私にとって今年の春は、今までと全く違って、色と輝きを失っているように見える。

雄也君たちが、死と隣り合わせながらも必死で生き抜く姿に、大きな勇気を与えてもらった。
被災地の子どもたちにも、必ず届けます。
ありがとうございました!

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