草取り日和2012/07/17 17:48

雑草の勢いはとどまるところを知らず!
畑のピーマンも、ついに草の中に埋もれそうになりました。
これはいかん!と、朝仕事の後、草取りにかかりました。
しかし…半分でギブアップ。
すると午後から、隣町に住む叔父さんが応援に来てくれました。
「草ぼうぼうの畑の草取り」といった、気の遠くなる部類の仕事は、一人ぼっちですると、お悟りに近づきます。
一方、誰かが一緒だと、勢いがつきます。
叔父さんのおかげで、草取りががんがんすすみました。
きれいになった畑は、気持ちがいいものです。
帰り際、叔父さんがいいました。
「もう、ジャガイモ掘って食べろよ」
そして、最後にこう念を押していきました。
「ちゃんと、草取りしてからな」
は~い!

小学校訪問2012/07/18 17:18

K小学校で、お話会をしてきました。
3,4年生を対象に、2時限連続で、「チョコ青」や我が家の牛、研修生についてお話しました。
写真を何枚かA3に拡大コピーし、お約束のガーナチョコレートも、昨日スーパーで購入して持っていきました。
驚いたことに、我が家を訪れた研修生の国の名前をあげると、「知ってる、知ってる!」と手が上がります。
今の子どもたちは、国際的なんですね~。
「うちのおじいちゃん、このあいだ世界旅行に行ってきたし・・」って・・・、すごいわあ。
30分ほどお話して、あとは質問コーナーです。
「どうやってお話を書くんですか?」「どうして、この本を書こうと思ったんですか?」「3冊の中でどの本が一番好きですか」などなど。
子どもたちの質問にこたえるのは、それはとても楽しい時間でした。
それぞれの学年の代表さんから、感想の言葉と、お花をいただきました。
記念撮影もして、本を持ってきた子にはサインもさせてもらいました。
周りに集まってきた子どもたちからは、こっそりとこんな質問が。
「ねえねえ、あのチョコレートどうするの?」
「もちろん、食べますよ~!」と答えたら、子どもたちはちょっぴり残念そうに「やっぱりそうだよね~」と笑っていました。
(給食の前だったから、チョコレートが気になっていたんだね。でも暑さでドロドロだからね・・(~_~;))

大学生協と「チョコ青」2012/07/19 15:51

母校の大学生協から、うれしいメールが届きました。
なんと、「チョコレートと青い空」を入荷して、展開してくださっているとのことでした。
フェアトレードコーナー、教育学、農学の書籍コーナーにも、陳列していただいているようです。
ご丁寧に、陳列の様子を写した写真も、数枚添付していただき、感激でした。
児童書ですが、幅広い年代に読まれますように・・という願いが、一つ、形になりました。
大学生にも、読んでもらえたらとてもうれしいです!
*岩手大学生のフェアトレードサークル http://ftiwate.blog48.fc2.com/
*岩手大学生協フェアトレードコーナー http://www.iwate.u-coop.or.jp/store/plan/fairtrade/

デクノボー力?2012/07/20 16:59

最高気温が20度の、涼しい日となりました。
寒い寒いと、押入れにしまった肌掛け布団も、引っ張り出してきました。
稲が十分に育つには、せめて最低気温が15度以上、最高気温も23度以上ほしいです。
今日のような気温が1週間も続けば、…まちがいなく、冷害です。
予報では、週明けから暑くなるようなので、ほっとしています。
お米の収穫も、天候次第です。
平成5年の大冷害の時は、ひと夏中冷たい風が吹き、私たちはただただ空を仰いで、おろおろすることしかできませんでした。
まさに、デクノボーです。
けれどもそんな経験を積み重ねてきたら、デクノボーには、ふしぎな”デクノボー力”があるような気がしています。
はてさて、やっぱり、気のせいでしょうか?

*涼しいので、バナナブレッドを作りました。
料理は下手ですが、お菓子だけはちゃんと作れます。(なぜだろ?)

涼しいです2012/07/21 18:00

今日も最高気温は19度。
寒い寒いと、昼には温かいうどんを食べました。
夜も、温かいものを用意したいと思います。

復興応援2012/07/22 18:07

河北新報販売店さんの企画で、名取―石巻―女川を巡る、復興応援に参加しました。
バスの中では、「河北新報の一番長い日」のドラマDVDが放映されました。
3.11を改めて振り返りました。
亘理や山元、名取の現場は体で知っていますが、石巻や女川に立ち、現場の方の体験を聞くと、災害のすさまじさを肌で感じます。
石巻では、長女の働く職場の前を通り、石ノ森章太郎記念館や膨大ながれきの山を見ました。

女川では、河北新報女川販売店のAさんや、女川希望のかね商店街の方に、当時の話を聞かせていただきました。
下の写真は、右側が屋上で、左が土台です。
コンクリートの建物が、20メートルの津波によってこのような形になりました。

女川でも、瓦礫の山が、2キロにわたって延々と続いているとか・・。
けれども、やはり、復興はまだまだ一部であって、日常と非日常の混在する世界であることには変わりがありません。
それでも、閖上、石巻、女川では、復興に向けて頑張っています。
買い物をすることで、少しでも経済が回って、復興応援できますように。

じゃがいも掘りのお話2012/07/23 16:20

朝から電話機が故障。
NTTの指示で線をあっちにつなぎこっちにつなぎ・・はあ~、疲れました。(結局新しい電話機を購入です・・)
午後から、じゃがいも堀りをしました。以下物語風。

「乾いた風が吹きはじめたのを感じて、おかるばあさんは、畑に出ました。
じゃがいも堀りをするのです。
雑草で荒れた畑ですが、曇天続きでヒョロヒョロに細く伸びた草は、思ったよりたやすく抜くことができました。
(どれ、でっかく育ってくれたかな?)
土を掘り起こしてびっくり。
じゃがいもと一緒に、良く肥えた大ミミズが現れました。
「なんだい!ジャガイモ泥棒!」
ミミズはキューキューと怒っています。
「泥棒よばわりはないじゃないか。おらが、春に種イモを植えたんだよ」
おかるばあさんは、ちょっと、むっとしてミミズをにらみました。
「ふん、種芋を植えたぐらいでいばるなよ。おいらたちは、毎日毎日土を耕して働いているんだぞ」
ミミズは、くっと背をそらして、えらそうにキューと声をあげました。
(ほんに、ミミズのいう通りかもしれんなあ)
おかるばあさんは、高蔵寺大福を食べてぐうたらしている自分を反省しながら、まじまじとミミズを見つめました。
するとミミズは、ちょっと気を良くしたように、言いました。
「ところで、あんたはおかるさんかい?」
「あい、そうだよ」と、おかるばあさんがうなずくと、ミミズは面白そうにキュキュキュとわらい声をあげました。
「ならいいや。おかるさんなら、ジャガイモの堀り残しがたんとあるから、おいらもうるさいことはいわないぜ」
ミミズはそういうと、さっさと土の中にもぐっていきました。
(ほめられたんだか、ばかにされたんだか・・。まあ、よくよく感謝していただきますかいねえ)
おかるばあさんは、畑にどっしと腰を下ろすと、またじゃがいもを掘り始めましたとさ。