今日はこんな日2012/06/01 17:08

この所、田んぼやら畑やら牛やら直売所、加えてもろもろの用足しがのしかかってきて多忙でした。
「忙しい、忙しい・・」と、グロンサンを飲みながらの生活でしたが、今日は、「できることはやり、できないことはやらない」と覚悟を決めました。
昼ご飯を食べると、久しぶりに、犬の散歩に行きました。
苗の育ち具合を見ながら、白や黄色やピンクの、畔に咲く雑草の花の色を楽しむと、心がすっきりしてきました。
気温が上がってきたので、ハウスの片付け仕事はあきらめ、そのまま名取まで家人の薬をもらいにでかけました。
うれしいことに、クリニックの診察室で、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」と会いました。
この絵はとても力があって、どこの位置から見ても、少女がじっとこちらを見つめているように見えます。
「先生は、この少女とどんなお話をしているんですか?」
のどまででかかった質問は呑み込み、うれしい気分だけをお土産に、家に帰りました。
夕方、涼しくなったので、ちょっとだけハウスの片づけをしました。
な~んだ、けっこう仕事はできじゃん!
忙しいのをやめたら、ゆったりした良い日になりました。

やんちゃ2012/06/02 18:36

人生いろいろ、牛もいろいろ。
おとなしいのから活発なのまで、牛の性格も十牛十色です。
ただ今、やんちゃさんが、自由気ままにやっております。
母牛が心配して、バオバオといくら呼んでもおかまいなし。
となりの、おばちゃんたちが大勢入っている牛舎に出かけていきます。
「わ~い、おばちゃ~ん、あそんで~!」
おばちゃんたちも、性格は様々。
「うるさいわい!この、あくたれぼうず!」
蹴りのモーションをいれる、こわ~いおばちゃん。
「まったくもう、母ちゃんの言うこと聞かなきゃだめだよ」
ぺろぺろなめながら、さとしてくれる、やさしいおばちゃん。
そんなおばちゃんたちの中を、小鹿のように駆け回っています。
とりあえず、このやんちゃさん、そうべえも、目のはしで見守っております。

うちのアオ2012/06/03 20:47

隣のたろべえさんちへ、書類を持っていきました。
生け垣を曲がったところで、はたと、足が止まってしまいました。
すぐ目の前の道路には、へびの体が4分の一ほどが乗っています。
体のベクトルが、「私は今から道路を横切るところなんです!」と言っています。
(では、どうぞ、お先に御渡りくださいませ)と、そこで待つことにしました。
しかし、へびの方も、超警戒モードで固まってしまい、動く気配なし・・。
そこへ、ナイスなタイミングで、たろうべえさんが、家から出てきました。
「たろうべえさ~ん!」とSOSを出すと、「何?へびでもいんの?」と、苦笑いしながら、おかるのもとへ来てくれました。
さらに、「これは、おかるさんちのへびだよ」と、たろべえさんは教えてくれました。
するとへびは、(ええ、そうなんですよ)というように、うちの敷地へと、す~っと戻っていきました。
へびは、アオダイショウです。
うちのへびなら、アオと名前を付けようかな。
アオくん、アオちゃん、アオどの、アオ様・・、他に仲間もいっぱいいるから、アオ1号、アオ2号でもいいな。
うちのアオ・・・・・、でもやっぱり、あんまり会いたくないよ~。

桃の涙2012/06/04 16:07

久しぶりに、福島のおとやんの所へ行きました。
ガイガーカウンターも持って行って、家の中や庭も計測し、参考までのデータも置いてきました。
東京の表彰式の報告をしたり、おとやんが来月スペインに行くという話に気合を入れられたり、いろいろ話をして、帰りにソウルフードを買い込んでしまいした。
銀嶺のパンと、お節句に食べる笹粽用のクマ笹とイグサも購入。
去年は何もやる気がわかなかったけれど・・・、今年は山形産のクマ笹を使って、伝統の笹粽を作りたいと思います。
それから、リキュールの「桃の涙」を購入しました。
この「桃の涙」には、福島の農家の悲しみの涙、応援をまっすぐ届けることができない悔し涙、思いやりの心に触れた感謝の涙・・そんな涙が込められているそうです。
お酒はたくさん飲めないですが、ちょっぴりずつ、大事にいただきます。
*「桃の涙」は、以下の被災地支援オンラインショップでもお求めいただけます。
http://yamatogawa.by.shopserve.jp/SHOP/470205.html

ラッキーに花束を2012/06/05 08:25

朝仕事を終えての帰り道、おかるにはもう一仕事ございます。
愛兎のラッキーのために、道端のクローバーを摘んでいくのです。
この頃は白い花が咲いて、かわいい花束を作ることができるようになりました。
マメ科牧草のピンクの花やヒメジョオンの花も入れて、彩りよく作るのも楽しみです。
「ほうら、きれいでしょう」と差し出すと、ウサギには当然食べ物にしか見えないわけで、ムシャムシャとむさぼるように食べていきます。
人が花を美しいと感じるようになったのは、ネアンデルタール人のあたりからなのでしょうか?
美意識も、抽象的思考の一つなのでしょうか。(わからないことばかりです!)
そんなことに頭をめぐらすおかるのそばで、ラッキーは「もっと食い物よこせ!」とあらぶっております。
はいはい、ラッキーさんのために花束を、いいえ、食い物を採ってまいりますよ。

えごの木の下で2012/06/06 23:43

ただ今、紫色の桐、白い栃など、山の木々が次々と花を開かせています。
庭先のエゴの木も、花盛り。
エゴの木の下にたたずむと、いいことがあります。
熊バチが蜜を集めに飛び交う音が、ぶんぶんとにぎやかで楽しくなります。
花の甘い香りにも包まれます。
何より素敵なのは、エゴの花がまるで雪が降るように落ちてきて、花のシャワーを浴びることができるのです。
根元の草の上には、エゴの花が無数に落ちていて、緑の地色に白い花をちりばめた、極上の絨毯のようです。
宝石箱にしまうことはできないけれど、美しいものに囲まれるのは、うれしいものです。

ハーブ2012/06/07 18:50

庭で、いろいろなハーブを育てています。
ベーコン、玉ねぎ、シメジ、ブロッコリー、イタリアンパセリを入れた生地に、ローズマリーを乗せて、香りのいいケークサレを作りました。
夕ご飯は、スモークサーモンのつけあわせにするじゃがいもを、マヨネーズ+ヨーグルトであえ、クリーミーなソースにデイルをアクセントに加えました。
スペアミントにレモンバーベナとレモンゼラニュウムの葉をミックスして、お茶も入れました。
梅雨の走りのような天気でしたが、いい香りでさわやかな時間が持てそうです。