シャーロット2010/10/19 20:08


ただいま牛舎の中は、蜘蛛の巣屋敷と化している。
そこで頭に浮かぶのは、海外児童文学のロングセラー「シャーロットのおくりもの」。
数年前に、アメリカのCG映画にもなった。
ハムにされてしまうのを恐れる子豚のウイルパーを、蜘蛛のシャーロットが救うお話だ。
シャーロットは、子豚の上に「奇跡」と蜘蛛の巣で文字を書いて、「奇跡の豚」として命を救う。シャーロットが死してもなお、子供たちが遺志を引き継ぎ、ウイルパーの命をつないでいく。
命の移り変わりと、友情の在り方を示す、哲学のような名著と誉れも高い。
初めて読んだときは、こんなお話が書きたいな~と思った。
ところが、現場にいると、変な方にへそが曲がってくるようだ。
「じゃあ、ほかの豚はハムになったわけ?なんで、ウイルパーだけを助けたの?」と、シャーロットに聞きたくなってしまう。
残念ながら、我が家の蜘蛛は、シャーロットではないようです・・・。

コメント

_ がまりん ― 2010/10/19 21:09

隊長、ごっつあんです。
めからうろこでした。

重い主題を一気に読ませる筆力に感服、とは、相方のことばです、

_ どじょう ― 2010/10/20 08:58

>がまさん 過分なお言葉、ありがとうございました。相方様にも読んでいただき、本当にうれしいです!

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