白石高校生の感性に目が覚める2012/02/15 17:21

そうえん社の編集さんが、白石高校生の懇談会感想文をツイッターで紹介してくれました。https://twitter.com/#!/soensha_henshu
目が覚める思いがします。
以下、こちらのブログでもまとめて紹介させてください。
*抜粋と要約での紹介になりますが、お許しください↓

そうえん社編集部】高校生の皆さんの文章が素晴らしい。

白石高校の皆さんより①】この読書会で一番考えさせられたのは、生産者と消費者間でのもののありがたみに対する価値観の違いについてです。…まさに「無関心は最大の敵」だと考えることができました。

白石高校の皆さんより②】『チョコレートと青い空』を読んで、私は初めて外国の子どもたちの労働の現状や〝フェアトレード〟の存在を知りました。…より深く〝フェアトレード〟のことを知ることができて、改めて〝日本と外国の当たり前は全く違う〟ことを感じました。

白石高校の皆さんより③】農業というのは、何よりもすばらしく何よりも尊く感じられると語っていた堀米さんの話には重みがあり、私もその世界に幾度か触れていたため、その通りだなと思うことができました。

白石高校の皆さんより④】私はこれまで、本という世界を甘く考えていたのだなということを、あの懇談会を通じて思い知りました。…これから読む本は、また違った感覚で楽しむことができそうです。

白石高校の皆さんより⑤】フェアトレードのチョコを食べたのも初めてだった。あんなにおいしいものが、日本では200円しないで買うことができると思うと、複雑な気分になる。…カカオの原産地であるガーナの人々はどれだけ働いてもあの味を知ることはほとんどない。

白石高校の皆さんより⑥】目では決して見ることのできない関心という意識を持つことで、何処かの誰かが少しでも幸せになれるのなら、私はできるだけ多くのことに関心を持って生きていきたいと思う。

白石高校の皆さんより⑦】このような懇談会に出て、貴重なお話を聞くと同時に、多くの刺激を受けることができたので、ちょっと遠くへ行ってでも、フェアトレードのチョコを買うといった、ちょっとした努力をして、これから生きていければと思います。

白石高校の皆さんより⑧】農業は自信を持って作物を生産することから始まるのだと思います。…生産者と消費者には、生産者の自信という信頼関係があるようにも思います。では、ガーナではその信頼関係があるでしょうか…。

白石高校の皆さんより⑨】農業をやっている祖父はもう80歳に近いのでそろそろ限界のようです。日本の農業の高齢化、TPPの影響など衰退してきていることが問題となる中、堀米さんのように積極的に農業をやっている生産者がいることがとても頼もしく感じました。

白石高校の皆さんより10】身の回りのものが、裏にどんな事情があって私たちの目の前にあるのか知るのは難しい。私たちは知らず知らず自分や他人を傷つけているのかもしれない。こういった会に人が集まり話し合い、多くの人に伝えることで何か解決策がでるのでは…。

白石高校の皆さんより11】作者さんとお話ができるという機会はなかなかないので、今回の懇談会はドキドキでとても楽しみでした。…改めて色々な視点から『チョコレートと青い空』を読みたくなりました。

コメント

_ タワシ ― 2012/02/17 00:40

豊かな感受性を持った高校生達との作家堀米薫さんとの座談会、お互いに大変有意義な、貴重な時間だったようですね。
「無関心は最大の敵」という言葉は、心に染みました。
フェアトレードのチョコ、とっても美味しくて脳内物質のドーパミンが沢山分泌されて幸せ一杯になりました。今まで何気なく口にしていた食べ物について、改めて食というものを考えることになりました。
「チョコレートと青い空」は本当に色々な視点から、考えさせられる本ですね。

ところで、また明日からこの冬一番の寒気が押し寄せるとか・・・。
まだ、一番は終わっていなかったのですね。
おかるさんの、今一番お会いしたくない人は「水道屋さん」かも(~~;
ご検討をお祈り致します。
Good luck!

_ どじょう ― 2012/02/17 08:57

>タワシさま 感想、ありがとうございます!
はい・・・水道やさん・・しばらく、会いたくないです(T_T)。

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