金の波交響曲2007/09/25 20:33

良い天気に恵まれ、稲刈り順調。

昼に、おしげさんのところへ、納税組合の税金を納めに行く。

「何、今から稲刈りがい?」

「んだす・・」

おしげさん、急に眉をしかめると、真顔でおかるに迫る。

「この暑さで、ゆたやんが稲刈り終わった頃にふらふらになっちまって、車も運転できなぐなっちまったんだと」

「はりゃまあ・・」

「水持って行かい。日射病になってわがんねがら。水、水!」

おしげさんにがっちり気合いを入れられ、おかる、田んぼへ向かう。

さっそく、そうべえにゆたやんの話を聞かせ、ペットボトルのお茶を手渡す。

今日の最高気温は28度。暑かったが、やや強めの乾いた風が吹きぬけ、まずまずのコンデイション。

稲モミのこすれる音。風が耳の周りで切れる音。稲の葉のざわめき。稲刈り機のエンジン音・・・・。

今日も、『金の波交響曲』を、堪能した。