いなご2007/10/07 20:15

登熟を待つつもりが、思いがけないじゃま雨のおかげで今日まで刈れなかったコシヒカリ。

ついに、落成のとき。

田んぼとは暫しのお別れなので、おかるは最後の田んぼで、いなご捕りにいそしむ。

悪戦苦闘の末、小さな袋に約50匹を捕まえた。

稲刈りを終え、コーヒーとサツマイモケーキで一服をとる。

「そういえば、いなごって、稲の子と書くよね」と、おかる。

「ふむ。それならば、稲子は田んぼと稲妻の間の子供ってことかいな?」、とそうべえ。


稲刈り終了の安堵が、そうべえの冗談を冴えわたらせる(?!)。

おかるはさっそく、夜にいなごの佃煮をこさえる。

下ごしらえのすんだイナゴを、鍋に酒、醤油、砂糖を入れ、箸でからからと炒っていると、娘が台所に入ってきた。

鍋を覗いて一言。「無理!」

小さい頃は、一緒にいなごの下ごしらえ(羽や後ろ足をはずす)をしたり、喜んで食べていたのになあ・・。

ちなみにこのいなごの佃煮、高級品になると、100グラム400円で売っています。

*今日の写真は、そうべえ担当